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家族のiPadに秘められた秘密

第7章 

文字数:2533    |    更新日時: 18/11/2025

亜希子

賞が置かれ、彼の失墜の記念碑となっていた。私は何も感じなかっ

た、呆然としたボールルームに響き渡った。「あなたが自

た。その視線は、トンプソン校長と、そこにいるとわ

私の口調は今や、懸念する一市民のものだった。「生徒の父親と

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家族のiPadに秘められた秘密
家族のiPadに秘められた秘密
“家族で共有しているiPadに表示された,いかがわしいLINEメッセージ.それが,私の完璧な人生に最初の亀裂を入れた. 最初は,高校生の息子がトラブルに巻き込まれたのだと思った.でも,匿名掲示板のユーザーたちが,身の毛もよだつような真実を指摘した.メッセージは息子宛てじゃない.結婚して20年になる夫,彰人(あきと)宛てだったのだと. 裏切りは,二人の会話を盗み聞きしたことで,共謀へと変わった.息子が「イケてる」と褒めていた学校のスクールカウンセラーと,夫が不倫していることを笑い合っていたのだ. 「だってさ,母さんって...マジで退屈じゃん」と息子は言った.「もう別れて,あの人と一緒になればいいのに」 息子はただ知っていただけじゃない.私の代わりになる女を応援していたのだ.私の完璧な家族は嘘だった.そして私は,その笑い者だった. その時,掲示板で弁護士を名乗る人物から届いたメッセージが,焼け野原になった私の心に火を灯した.「証拠を集めろ.そして,奴の世界を灰になるまで燃やし尽くせ」 私は震えることのない指で,返信を打ち込んだ. 「方法を教えて」”
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