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詩織
瞬間、朝の冷たい風が襟元に
びえ立つそのビルを見上げた。
うな解放感。 だが、それに続いてや
一本の細い糸を、自らの手で断ち切ったような感
震えた。 松本友美
彼女の声はどこかくぐもっていて、明らかに不満を滲ま
は
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