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では、少し歩かな
田心月咲が通りかかると、 花売りの年配の女性が声をかけて
した。 どれも朝露に濡れたように新鮮で、息を呑むほど
束を抱えて帰ってきた。 ある時は深紅のバラ、ある時は純白
女性はさらに言葉を継いだ。 「お嬢
月
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