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ヤリたい!

チャプター 10 十話

文字数:2645    |    更新日時: 16/09/2021

た俺はすぐに就寝

酎の残り香が満ちておりなんとも言えぬ不快感がある。飲んでいる時は美味い美味いと景気が良かったのだ

も戻りたい。しかし、戻ったところで自制が効くかと言われると確証がもてない。結局俺はヤリたい盛りの童貞であるから、同じ轍を踏むようにも

あんなも

でも解せない。恥をかいた翌日はたいていそのままかいた恥を引きずっていて、その恥がふいに頭に湧き上がる

はいない。壁薄い安普請な為、隣人には全て聞こえているかもしれないのでそこは少々気掛かりで

もついぞ思い出す事はできないが、少なくとも走れメロス

戯おどける真似もできず、涙を耐えながら静と着席したのであった。その日はもうまったく悲惨の一言に尽きる。帰路の途中。皿を洗う時最中。湯浴

の鉄槌を食らわしてやるというのに。まったく時間の不可逆が忌まわしい。この若き日の忌まわしき大恥が未だに忘却の霞に覆われる事なく俺の脳裏に根を張っているのは、誰一人として俺を庇う

れ業人どもめ。決して

ばいつも修羅。俺の心

る。いや、そうに違いない。俺は薄情なる級友に性格を捻じ曲げられたのだ。このうだ

や口惜しや。殺してやりたい。俺を笑ったあの邪悪の息の根を止めてやりたい

って生き

葉を向ける先は過去の

った。こんな日は読書でもして現実から離れようと思った

えを用意して浴室へ。それはな

ないのなら買えばいい。それが資本主義社

ところそれだけではない。いやむしろ、それ以外の目

揖良ゆうらというのだが、その揖良を

ーなのか、いったいぜんたい何をしているのかまったく分からぬが、ともかく若く瑞々しい身体をしている。出不精のせいか血色は芳しくないが肉付きは良好で、そこがまた

のだ。俺はあの娘を犯しくて堪らない。押し倒し、まじまじと顔を見つめた後激しく接吻をしたい。

魔性を秘めているのだ。対面して、目を合わせ、一言二言交わせば胸の高鳴りは遠方にまで聞こえるのではないかというくらいに高く

と、下腹部に血が集まっている

俺は冷水を浴び、荒業めいた手段で心頭の滅却に努めた。動物さながら鼻息を荒く

ても、あぁ

ながら余所行きで着飾り、本を買う

は痛く億劫ではあったのだが、心

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