「妹だ」と言った彼の、今さらの独占欲
“十七歳のあの年,少女は隣家の年上の兄と禁断の果実を味わい,誰にも知られぬまま密やかな関係を始めた. その日,彼女は間違えた問題を抱えて,おずおずと彼に教えを請いに行った. 初めて芽生えた恋心はあまりにも熱く,彼はその気持ちをすぐに察し,優しく導いてスカートの裾をそっとめくらせた. 彼は微笑みながら言った.「怖がらなくていい,痛くないよ.」 彼女の不安も戸惑いも,その甘く優しい笑みに溶けていった. それからというもの,彼女が隣へ訪ねるたび,彼は声に笑みを含ませて言う. 「こんなに一生懸命に問題を解いてあげてるんだ,少しご褒美をくれる?」 彼女は真っ赤になって頷き,彼が情に駆られるたび,額に口づけを落とされる.「本当にいい子だ,大好きだよ.」 彼は約束した.彼女が自分と同じ大学に合格したら,公に付き合おうと. そして,彼女は合格通知を手に,胸を弾ませて彼の家を訪ねた.だが耳に届いたのは,心ない冷笑の声だった. 「俺が好きなのはあの子だけだ.お隣の子なんて,ただの妹みたいなものさ.」 「ちょうど彼女が交換留学で一年いなかったから,顔立ちが少し似ていたあの子で代わりをしていただけ.実際あんな太った子なんか,本来なら絶対に相手にしなかった.」 「もう本物が戻ってきたんだ.厄介な代用品はここで切り捨てるだけだ.」”