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愛した妹を殺した英雄

愛した妹を殺した英雄

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第1章 

文字数:3584    |    更新日時: 05/12/2025

, 必死の助けを求める

く言い放

ための狂言か? お

り, 私は実の妹

ュー隊長の私は, 身元不明

がら, 私は犯人である婚約者の莉

私の言葉に絶望して息絶

るヘアゴムを見た瞬間,

私が妹に贈っ

落ちていた携帯に妹の

面には, 私に向けた

嘘だと言ってく

の日, 最愛の妹を殺

1

お兄ち

を灼いた. 息ができない. でも, この声だけはお兄ちゃん

いじめるため

た. 氷のように私を突き

きの放

私の傷口に

んか,

炎よりも私を焼

がした. 鼓膜が破れるかと

切っ

は, 私を

熱で溶け, 手から滑り落ちる. 視界が真っ赤に染まり,

を愛さない唯一の人か

もう,

張らなくて

った. 幼い頃, お兄ちゃんを庇った時の火傷. あの時

れ落ちた. 涙なのか, 汗

, お兄ちゃんに

う, 未

地面に崩

暗転す

完全に

して

. 燃え盛る廃ビル. 焦げ付く匂い.

ない光景

死ん

に死んでしま

ビルを取り囲んだ. ハイパーレスキュー隊員たちが手際よく

, お兄ちゃん

の姿を探した. あの制服を

, 見

彼の凛とした立ち姿.

を見つけるために

なこ

焦げ付いた毛布に包まれ

体を発見しました

, その遺体に視線を向けたが, すぐに別の場所に指示を出

ある私だとは, 夢

た. 助けてほしかった. ただ,

う, 何もか

元不明の女性が焼死体で発見されたと. 社会は騒

ー隊と合同で捜査を進めることになった. 特

ゃんに命令を下した. 彼の

は, まだ特定さ

尋ねた. 感情の揺

ない. だが, 遺体は君の部隊が運び出したものだ. 君

お兄ちゃんに深

いた. 彼の表情は依

事件を捜査する. 私の, 死を. 私の魂は, 彼に対

私が, あなたにこんな苦しい

運ばれた. 白く冷たいシートに覆われた私を,

震えた. 魂に, 寒さを感じ

彼の顔には, 疲労の色が濃く出ていたが, その

況を詳しく

示した. その声は低く,

で, 焼損が激しいですが,

手元の資料を

確認されます. 特に背中と右腕の焼損が

間に, わずか

に, 何か

痕 (さくじょうこん) が残っていまし

の表情がわずかに引き締まった

の跡が, まだ残

生前に拘束されていた

が, わずかに

体の口には粘着テープが貼られていた痕跡があり

は続け

がれてい

情が, 初めて

声がお兄ちゃんに届かないよ

剤が検出されました. 抵抗できないよう

そっ

た. 彼が, 見知らぬ被害者のために

薬を飲まされ, 口を塞が

声は, 怒り

めて高いです. これは,

言葉を選びな

ことをする犯人

いる若い女性が,

んな手を使ってでも, 犯

に向けられたものではない. しかし, 私の魂には, 彼が

一つ, 奇

声を潜め

だ?

小さな金属片が発見されました

色が, 一瞬に

ー?

嫌な予感

だと?

の声が,

な模様があり,

以上言

言葉を遮った. そして,

に調べろ. どんな微

必死に否定しようと

すぐに作

何か気にな

森永警部

だが, この遺体には…何

なかった. その視線は, まるで魂を

お願い. 気づ

必死に叫んだ. しかし, そ

君の妹さん, 奈津穂

お兄ちゃん

あいつがど

っていた. 私の魂は, またしても冷たい

命士になったと聞いたが…最近

, 心配そ

きなら,

葉は, 私を深

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愛した妹を殺した英雄
愛した妹を殺した英雄
“火の海に包まれた妹から, 必死の助けを求める電話がかかってきた. 私は冷たく言い放った. 「また莉結をいじめるための狂言か? お前なんか, 死ねばいい」 そうして通話を切り, 私は実の妹を見殺しにした. 数時間後, ハイパーレスキュー隊長の私は, 身元不明の焼死体を前にしていた. 「自業自得だ」と被害者を嘲笑いながら, 私は犯人である婚約者の莉結を愛おしげに抱き寄せていた. 目の前の黒焦げの遺体が, 私の言葉に絶望して息絶えた妹だとも知らずに. だが, 遺体の手首に残るヘアゴムを見た瞬間, 私の心臓は凍りついた. それは昔, 私が妹に贈った安物だった. 震える手で, 現場に落ちていた携帯に妹の誕生日を入力する. ロックが解除された画面には, 私に向けた笑顔が映っていた. 「嘘だ... 嘘だと言ってくれ, 奈津穂! 」 英雄と呼ばれた私はその日, 最愛の妹を殺した殺人者へと堕ちた.”
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