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愛した妹を殺した英雄

第2章 

文字数:2386    |    更新日時: 05/12/2025

私の魂は, また全身が凍り付くような感覚に陥った.

ことは,

遺体から外れることなく, しかし,

庁の人間が, あんな虚言癖のある人間と関わっ

捨てるよう

に口を開いたが, 陸翔

の妹は, 火から莉結を助け出し

私の魂を深く

結が,

たのだ. 私は, 当時まだ幼かったお兄ちゃんを庇って, 背中に火傷を負った. しかし, 莉結は, 私が火遊び

しか信じなかった. 莉結は弱々しく震えながら, 「奈津穂ちゃんが火をつけたの…」と泣きな

た. 高校を卒業してすぐ, 彼は私に家を出

の魂は, こんなにも傷ついているの

なら何でもする. 俺が出世する

憎しみを込

て…そん

. 私は, ただ, お兄ちゃん

いるだけだ. 俺が, 莉結と婚約しようと

の存在そのものを否定し

が真実を知ったら…

. 彼の心には, 私の存在は,

私が本当に死んだと知っ

, 私の魂は, また凍え

, 少し話

んだ. 彼の顔には, 明ら

人間じゃない. 彼女は, 君のた

, 陸翔に

あい

するような表情

さんはずっと君の背中を追っていた. 君と同じ, 人命救助

に, 陸翔の表

に作って届けていた. 君が体調を崩した時も, 誰

て, 俺の気を引く

冷たく言い

津穂さんの優しさを, 一度

が, 次第に

あいつは嘘つきだ. 俺

て, 森永警部から

津穂の話はするな

と, 遺体安置室の奥へ

諦めたようにた

, 失踪届は出

立ち止まり,

規模な失踪届は届

首を傾

なのに, 身元不明のままだなんて.

ちを隠せない様

家族が, こ

の隣で, 痛み

よう. 少

って, 遺体安置

ぼんやりと天井

さん, 最近, 妙な

独り言のよ

の言葉に, わ

か, 警

一人が

怯えていたんだ. 誰かに命を

下から戻ってきた. 彼の顔に

か. 俺の気を引くた

鼻で笑

んは, 本当に困っていたんだ!

怒りに顔を

ただと? ふざけるな. あい

い目で森永警部

, 君のために

とは, 放っておくんだ.

永警部の言葉

も, いつも泣きついてきた. 俺に謝

明確な嫌悪が

なこと

にしろ,

. 彼の顔から, 一瞬にし

けるかのように, 柔らかな

化に, 言いようの

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愛した妹を殺した英雄
愛した妹を殺した英雄
“火の海に包まれた妹から, 必死の助けを求める電話がかかってきた. 私は冷たく言い放った. 「また莉結をいじめるための狂言か? お前なんか, 死ねばいい」 そうして通話を切り, 私は実の妹を見殺しにした. 数時間後, ハイパーレスキュー隊長の私は, 身元不明の焼死体を前にしていた. 「自業自得だ」と被害者を嘲笑いながら, 私は犯人である婚約者の莉結を愛おしげに抱き寄せていた. 目の前の黒焦げの遺体が, 私の言葉に絶望して息絶えた妹だとも知らずに. だが, 遺体の手首に残るヘアゴムを見た瞬間, 私の心臓は凍りついた. それは昔, 私が妹に贈った安物だった. 震える手で, 現場に落ちていた携帯に妹の誕生日を入力する. ロックが解除された画面には, 私に向けた笑顔が映っていた. 「嘘だ... 嘘だと言ってくれ, 奈津穂! 」 英雄と呼ばれた私はその日, 最愛の妹を殺した殺人者へと堕ちた.”
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