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愛した妹を殺した英雄

第3章 

文字数:1887    |    更新日時: 05/12/2025

顔中の筋肉を緩ませた. 私の魂は, 彼

したんだい?

愛おしさがこもっている. 私の魂は, その声を聞

いよ. 今すぐ行きた

ともないような優し

高森莉

け巡る悪寒を感じた. 彼女は, 私たち兄妹の

頃, 私が転んで泣いていると, 彼はいつも一番に駆けつけてくれた. 私の手を握り

私から完全に向けられなくなった. お兄ちゃんの

臓を直接握り潰される

, 莉結が

せて, 迎えに行くからね. りゆが寂しが

話に向かって甘い

だい? 誰かに何

し低くなった. 表情に

また何かし

られた. 私の魂は, 彼の視線

をいじめたのか? 許

怒りに震

に手を出そうとしたら, 僕が責任を持って, 二度と君

確な脅迫だった. 私の魂は, 彼

部解決するからね. 週末は, 二人で温泉に行こう

び優しい声

に現れないようにする,

笑った. お兄ちゃんは,

ことは知っていた. しかし,

私を, 死んでほし

く深く, 私の魂

てるよ, 莉結

, 甘く囁いた. その言葉は

胸の奥底から冷たい水が湧き上

, 一度も言ってく

な女ね. いつも陸

しかしどこか悪意を秘めた声が

声…

この声だ. この甘い声に, 私は騙

り…

出そうとした. だが, それはただの

い, 莉結を信じな

しかし, 私の声は, 彼には届かな

翔君. 週末,

響いた. その声は, 甘い毒

, ま

を切り, 満足げな

今すぐもう一

う言って, 再び遺体安

慌てて陸翔

何度か電話したんだが, 繋がらないんだ

, 真剣な心配の

どうせ, どこかで男と遊んでいるか,

冷たく言い

! 奈津穂さんは

うい

. 彼の顔から, 一瞬にし

けるかのように, 柔らかな

化に, 言いようの

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愛した妹を殺した英雄
愛した妹を殺した英雄
“火の海に包まれた妹から, 必死の助けを求める電話がかかってきた. 私は冷たく言い放った. 「また莉結をいじめるための狂言か? お前なんか, 死ねばいい」 そうして通話を切り, 私は実の妹を見殺しにした. 数時間後, ハイパーレスキュー隊長の私は, 身元不明の焼死体を前にしていた. 「自業自得だ」と被害者を嘲笑いながら, 私は犯人である婚約者の莉結を愛おしげに抱き寄せていた. 目の前の黒焦げの遺体が, 私の言葉に絶望して息絶えた妹だとも知らずに. だが, 遺体の手首に残るヘアゴムを見た瞬間, 私の心臓は凍りついた. それは昔, 私が妹に贈った安物だった. 震える手で, 現場に落ちていた携帯に妹の誕生日を入力する. ロックが解除された画面には, 私に向けた笑顔が映っていた. 「嘘だ... 嘘だと言ってくれ, 奈津穂! 」 英雄と呼ばれた私はその日, 最愛の妹を殺した殺人者へと堕ちた.”
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