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六十六回キャンセルされた花嫁

第3章 

文字数:440    |    更新日時: 09/12/2025

佳代

知っていた. 彼は, 私が少しでも

いぞ. 無理しすぎ

手料理を作ってくれた. 私が好む味付けや食材

から, 無理は

. 直哉は, 私にとってこの世界で一番大切な人だった. 私の一番の理解者で

悪さも, 直哉は気づかなくなった. 彼の視線は, いつも千結を捉えていた

き去りにした. 私の心と体は, もう限界だった.

終わりに

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六十六回キャンセルされた花嫁
六十六回キャンセルされた花嫁
“私の結婚式は, 今日で六十六回目のキャンセルを迎えた. そして今回も, 原因はあの女だった. 誓いのキスの直前, 千結が嘘のアレルギー発作で倒れると, 婚約者の直哉は迷わず私を祭壇に置き去りにした. 「アレルギーは命に関わるんだ! 」 そう怒鳴って去った彼は, 私のために克服したはずの「高所恐怖症」を, 実は千結との観覧車デートでとっくに克服していたのだ. しかも, 私に「二度と外さない」と誓わせたペアの鍵のネックレスは, いつの間にか千結の首元で揺れていた. 私は彼のために外科医の夢を捨て, 胃に穴が開くほど尽くしてきたのに, 彼の心には最初から私なんていなかった. 私は震える手で, 六十七回目の結婚式の予約を取り消した. 「さようなら, 直哉. 今度は私があなたを捨てる番よ」 私はウェディングドレスをゴミ箱に捨て, 戦火の舞う国際医療援助の最前線へと旅立った.”
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