を好奇心にきらめかせ、澪に悪
朝倉奏真には、 目に入れても痛くないほど溺愛している義理の妹がいるんです。 南
のは、決まってその義妹。 朝倉家の連中も、南音さんをまるで召使
気立ても、元トップ令嬢の白川南音の方が遥かに上だというのに。 家に
とに気づいて振り返る。 しかし、先ほどまでソファ
、待て
、甲高い、怒気をはらんだ声が彼女の名を突き刺した。 「白川
真の腕になまめかしく寄り添う雪織の姿だった。 純真無垢な表情を装
て、嫌がらせをしに来ただけよ。 ……私が帰った方が、いいのかしら」雪織は潤んだ瞳で奏真を
向けた。 彼女は先ほどの場違いな装いとは打って変わり
、かつて海ノ宮一の令嬢と謳われた、誇り高
「わがままで傲慢な女を連れ歩くな
でながら、声音を和らげた。 「子供の頃から、俺の
慣れた光景のように、衆人環視
ら漏れ聞こえる囁きが」 「ご主人が養妹を可愛がっているのは周
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