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消えることのない10年間の愛

第16章 

文字数:1467    |    更新日時: 29/01/2026

荘に戻ったのは、す

の場所は物寂しい場

て探し回った。 衣装部屋、化粧台、書

かぶった箱を見つけた。 中に

色の携帯電話も入っており、画面は少し割れ

手で電源ボ

彼は自分の親指

に成

ワードにしていたのだ。この

には数本

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消えることのない10年間の愛
消えることのない10年間の愛
“大晦日の夜.かつての愛の巣へ,18歳のモデルを連れて帰宅した男.胃癌末期の診断書を握りしめる彼女に向けられたのは,残酷な嘲笑だった.「こいつと結婚しなきゃ,お前とでもすると言うのか?」 捧げた時間は,丸十年に及ぶ.その献身の果てに突きつけられたのは,男の結婚.相手は,自分ではない. 抗うことも,縋ることも,もうしない.彼女は静かに病院へ電話をかけ,海外治療を承諾.音もなく,その姿を消した. 決別.それですべてが終わるはずだった.だが,彼女が消えた瞬間から,男の狂気が始まる. 自らの婚礼をかなぐり捨て,全職務を放棄.憑かれたように,世界中で彼女を追い求めた. ようやく辿り着いたのは,一軒の病院. 看護師は怪訝そうに問う.「......ご家族ですか?」 男は必死に頷いた.「夫だ.彼女の夫だ!」 だが,看護師は首を振る.「ありえません. 彼女は,身寄りなどいないと言っていた. それに――彼女は,もうここにはいないのです」”