icon 0
icon チャージ
rightIcon
icon 閲覧履歴
rightIcon
icon ログアウトします
rightIcon
icon 検索
rightIcon
悪役令嬢は幸せになる

悪役令嬢は幸せになる

作者 翠嵐
icon

チャプター 1 悪夢の舞台

文字数:1061    |    更新日時: 05/06/2021

ゆる知識、教養、武術、芸を叩き込まれた才女である。 彼女の婚約者、マークス=アルゲイツ王太子は少々我儘ではあったが心根の優しい少年だった二人は支え合い思い合っていた、あの女が現れるまでは…。 その女はさも当たり前のようにマークスの側にいた。そこは、ミリシアの場所であったはずなのに、露出の多いドレスを着て甘ったるい声を出しマークスに縋り付いた。 「ミリシア様に

裁きを」 「ほう、貴様はそんなに偉くなったか。 罪なきものを裁くと妄言を吐くほどに。」 マークスの声をせぎるようにルベールは静かに冷たく切り捨てるように言った、ルベールの視線がマークスを捉えた。 「妄言だと…?無礼は許さんぞ、この女は我が愛しのランナに暴力や恐喝盗みを働いた不届きものだ。」 「無礼は貴様の方だ。今日はこの国の王の生誕を祝うパーティーのはず。その祝

アプリでボーナスを受け取る

開く