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あのイチゴが壊した十年

第5章 

文字数:2117    |    更新日時: 今日15:31

滝口陸

日々は、絶望と

世界は、色を

真優の面影は消えない。俺に向けられたことのない——理

壊し、その笑顔

スを一人

、俺は孤独に慣れていった。授業

いていた、真優

た。あって当たり前。失うこ

真優を苦しめ、

絡は一切受け

があったが

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あのイチゴが壊した十年
あのイチゴが壊した十年
“「真優がいないと無理だ」 そう言って私を引き止めた幼馴染の彼は, 転校生の前では,私のケーキからイチゴを奪い, 階段から落ちた私を一瞥もせずに追い出した. だから私は,彼の人生から完全に姿を消すことにした. 東大も,約束も,すべて捨てて--”