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人が武器を越える時/TRANS

チャプター 5 味方

文字数:4180    |    更新日時: 03/07/2021

剣で逸らしたリョウは、流

が剣を横に逸らし、槍

ョウは左手で掴み、横に流す――今度は

逸らし、続けて横に振る―

の右手は逆手に持ち、刀身を引

トスし左手に持ち替えたリョウ。踏

をリョウの右手が掴んだ。槍が自由を

腕を掴む――槍は両者の腕が絡め

変、リョウは剣を故意

“エネルギー”が流れ込ん

作り変えられる。その“エネルギー”は脳か

い、聞こえない、嗅げない、

自分が吸収して変換し、これから発射する“エネ

秒速三四〇〇メートル。物質に命中した

ギー”は相手の体の中心目掛けて

、掴んだ手首を瞬時に外側へ逸らす。

延直線上にあった敵の装甲

でどう

たリョウ。対峙していた男

空気の屈折率が変わり、それが外側へ流れる事によって陽炎の

。相手はそれを人目見る

相手に向けられ、放出

んなよ

。それを許さぬリョウは、追い

という間に逃げる相手へ追い付き、“

の顔面に横蹴りをヒット。首へ手刀を当て怯

られた冷凍食品の気

手で乱雑に掴み、“エネル

より、電子レンジに入れた卵

二度と動く事はなかった

しぶとかったが、

! トレバーのお蔭で不意打ちを防げたの

つ男と格闘を繰り広げていた。リョ

ば良いんだろ? 

く。そちらもね

に小便ちびら

まま何処かへと走り去った。応じてハンも親

先端が伸びる――ハンの右拳

に捨て中華系青年へダ

流し、ハンの番。腕の回転を利用して出

る。が、中華系青年の拳が隙

続け、相手は攻撃の

らせた指先で耳の根元を叩

踏み止まる。反撃に拳を飛

中断された。次なる敵のキックも、ハン

手は残った力を振り絞って無

手を、ハンの右手が相手

換、掌から放出。リョウの時と

のまま相手の腕に直撃――相手は

まれた左手は全く動かない。痺れ

握る力を倍増。バチッ!

、電気ショックによってハンに捕ら

コンピューターに電気信号を送る事で操作も可能だ。数時間前に見せた、

手を離し、息を整えながらハンは

だ。今から防

ぐさま何処かへ走るアジア人。辺

二人の斬撃。左右の腕に

剣を相手に防戦一方だっ

右腕を掴み、籠手で

方の攻撃を防ぐ。空いた拳

下から左の剣先をアラブ人の腹部

った正面から苦し紛れの前蹴り――トレバーの左前

上に掲げていた。すかさず、下さ

心。掴んで動きを封じ

封じればトレバーは

を両手で止める。同時に相手の腰へミドルキ

の刃を振るう。しか

刃が繰り広げる攻防。相

撃――成すがまま、左

刺そうと突進する。途端、跪いた男

来た男が慌てて刃を引っ込めるが、仲

二人の元へ、駆け込みながら

方が起き上がりながらアラブ系男性へハイキ

ン・オフだけの単純なパターン、そのお蔭で一瞬

て飛び出し、拳骨を掴む掌を貫く。左籠手から突き出

人。無口だが表情の歪みは隠し

掴み、胸の前でガツンとぶつ

良い音――二つの命

トレバーは表情一つ変えず籠手の刃

をした者、それも五人。例外なく人相が輪か

の邪魔をする

風を切る十の刃。トレ

ーの姿が

急接近。対する相手二人はアラブ

叩きつける。拳が敵の表面に触れる

体表から脳、そして腕を経

の出来事に驚いた。一つは、目の前の

の事だった。パンチ自体の衝撃は当然あったが、攻撃を受

く、誰かに掴まれて固定された訳でも

だけ、でも効

識的に脳が操作する器官を含む。バランス器官を一時的に止め

。一斉に飛

。体を半歩横に移動

、避けたところでカウンターのス

。体勢を低くし回し

から“エネルギー”を送り込んだ。その

、起き上がろうとおぼつかない

ーはその場を立ち去る。戦闘

ての違いはある筈だのに“本質”がまるで同じ

バーはこの事を後で

を危険視して

見える人影を

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