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ヤリたい!

チャプター 2 二話

文字数:2877    |    更新日時: 13/09/2021

度いい塩梅。稼ぎが少ない事に目を瞑れば、それなりに快適な職場である。何より部屋から近いのがいい。歩いて十分。走れば後分。遅

ようご

ざるは信を失する。如何にフリーターで

村瀬君。今

オーナー兼店主

九時から二十五時はバータイムとなりその間にバイトはいない。必然、締め作業も一人という事となる。如何に熟達した人間とは

時からだから、それま

こまり

たい。まぁ、小心者の俺が他人をあだ名で呼べるはずもないのだが、それでも、いつまでも他人行儀に辛さんと呼んでいては一向に

。開店

実際に決行される事はなかった。人をあだ名呼びするのは恥ずかしく行い難く、それが女であるあれば尚の事。元来の小心と人付きいの拙さからくる社交能力のなさは折り

決まって自己嫌悪や他者に対する不満や誹りが記憶から掬われ辛苦に苛まれ、来店のあまりない朝の時間

ねばならぬのか。陰の射す身に独り身の俺には予想ができるわけなく、毎朝毎昼毎晩と、暇な時間があれば、思

、シンちゃんと

上、気を遣われているように感じられる為、ありがたいやら不気味やらで何と形容したものか

ても……何もありません

遠回しに迷惑である旨を伝えるのだが、そんなもの

ートに誘うとかさ。あるだろう。

ドルなくせに、こうしたところが実にもったいない。顔も声も身形も女受けするというのにまったく下世

出せるわけないでしょう。

んたい、どこが違う世界だというんだい。同じ星、同じ国に生まれた異なる

いたいそうい

の事。まったく、こうした大人にはなりたくないものだ。いや、俺の年齢は二十五でありもう大人なのだから、こうした大人にならなくてよかったと安堵すべきなのだろうか。いやしかし、俺より白井さんの方がはるかに大人

かもしれん。もしかしたら俺に不足しているのは、白井さんのような大人の立ち

や隣に住む偏屈ババアetc……多様な女から言い寄られているの

ル。積み上げてきた価値

さん。

です。どうしたらなれますか。と

ようご

されてしまった。果たして突如

したの。今日は十時からだ

あった。勝手口に立つその姿。なんと可憐な事だろ

ないでいただいたクロックムッシュが美味

てくれれば、またま

げに貢献しないと。破産

冗談を言

「軟派になりたいです」などと言う気はなれなかったし、なにより、

れるコーヒーも美味しいですか

ね。素直に喜

に拍車がかかる。俺は必要のない整理整頓

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