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ヤリたい!

チャプター 7 七話

文字数:2705    |    更新日時: 13/09/2021

立ち振る舞いが必要とされるわけであり、俺も揚羽も、その後は何事もなか

ていないかもしれない。そう考えると、取り立てて気にする必要もないように思え、俺は居直ったかのように大胆となりて演奏の稽古を続けたのだった。そうして残念ながら……

ではありますけれど、一通り

げさま

血は熱くなり顔が赤くなるのが分かった。慣れては

ろ、ギターを買われたらどうですか。安いもので

美しかった。ところどころに見られる傷や腫れ

は非正規雇用にとって大変な痛手であり容易には出せかねぬ金額。そんな金があるならスーパー銭湯と焼肉バイキングにて日頃の鬱憤を晴らし明日への活力へと繋げたいのが本音である。だが、左様な刹那的な、まったく動物的な欲求発散ばかりに金を使

しめる器は必要不可欠。これもモテるため。ヤルた

、再来月の給金をいた

。渾身の

たしてギターをこの手にするまでに生きていられるかと一抹の不安が頭を過ぎったが、やらぬ事には始まらぬ。女

めの貧苦なのだ。今この時この苦境こそが祝福への道標となるのだ。あぁ我が身よ。我が心よ。降り掛かる理不尽

決意が俺の覚

節度のある生活をせねばならぬ。酒など飲んでいる場合ではなくなった。この後は

なギターがいいか、お話ししませ

お食事でも

事に誘われたのだ。この俺が女に。その異様に

俺を騙していったいなにをするのかと改めると左様な邪推は一蹴された。つまりこれは好意ではないか。揚羽は

かし

。是非行

る暇はなくなった。生まれて初めての女との食事。ふいにするわけにはいかぬ。急いで立ち上がった俺

ら手早く準備をしちゃいますか

に大変なものだと思うと同時に、技術も能力も不要な仕事しかできない自分に恥じ入る。さらに言えば揚羽はセミとはいえプロのギタリストである

した。それ

が入る事も考えられる。であれば、揚羽にも油断も生じるかもしれない。なれば、勢い余って、もしかしたら、万が一にも、何かの拍子に、揚羽との間に男女の間違いがあるやもしれぬ夜。その可能性を潰すは

締めねばなるまい。あわよくば明日より未童貞を名乗れる千載一遇。この機を失

え不乱となった。今宵は決闘

引き身体は冷えきってしまっていたが、胸の熱だけはどうしても消える事はな

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