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黒雪薫

小説3部発表

黒雪薫の小説・書籍全集

私の富、彼の寄生家族

私の富、彼の寄生家族

都市
5.0
私は月収5000万円を稼ぐ脳神経外科医。 自衛隊幹部の夫と、その寄生虫一家全員を養っている。 彼らが破産寸前だった時、5億円の小切手で救ってあげた恩返しに、私は最高の家族旅行を計画した。 行き先はモナコ。プライベートジェットに、チャーターしたヨット。もちろん、費用はすべて私のポケットマネーだ。 旅行前夜、夫がとんでもないことを言い出した。元カノの瑠璃も一緒に行く、と。 あろうことか、夫は私が予約したプライベートジェットの私の席を、すでに彼女に譲ってしまっていた。 私に差し出された新しいチケットは、なんと紛争地域を経由する民間航空機。 「瑠璃は繊細なんだ。君は強いだろ」 夫はそう説明した。 彼の家族もそれに賛成し、私がまるで存在しないかのように、瑠璃に媚びへつらっている。 義妹なんて、瑠璃にこう囁いていた。 「本当のお義姉さんは、瑠璃さんだったらよかったのに」 その夜、私は自分の寝室で信じられない光景を目にした。 私のシルクのナイトガウンを着て、私のベッドに横たわる瑠璃がいた。 私が彼女に掴みかかると、夫は私から瑠璃を守るように、彼女を抱きしめた。 翌朝、私の「素行」への罰として、夫は山のような荷物を車列に積み込むよう命じた。 私は微笑んだ。 「ええ、もちろんよ」 そして私は書斎へ向かい、一本の電話をかけた。 「ええ、大量の汚染物質があるんです」 私は産業廃棄物処理業者に告げた。 「すべて焼却処分してください」