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Elder Last Emblem

氷解のカルテ ~十年後、捨てたはずの彼女に跪く~

氷解のカルテ ~十年後、捨てたはずの彼女に跪く~

Rabbit4
破鏡重円×執着愛×絶対的支配者の陥落 水原澄子の担当医。その男の名は佐伯司――かつての初恋相手。 十年前、彼女は嘲笑の的だった。彼の友人たちに見下される、醜く太った姿。 爪に火をともして贈った高級ヴァイオリン。だが彼は、それを目の前でゴミ箱へ。「こんなガラクタ、家には腐るほどある。欲しけりゃやるよ」――冷酷な一瞥。 十年の雌伏。贅肉を削ぎ落とし、名を変え、彼女は生まれ変わった。美しき別人に。 再会は予期せぬ事故。だが先に理性を失ったのは、冷徹なはずの彼だった。 剥がれ落ちる冷静の仮面。あらゆる手段で彼女を囲い込み、逃げ場を塞ぐ。「水原澄子、君の命運は僕が握っている。どこへ逃げるつもりだ?」 彼女の傍らには求婚者の影。結婚への秒読みは始まっている。 充血した双眸。デスクに彼女を押し付け、男は掠れ声で咆哮する。「別れろ。君の最愛は、この僕だ」 水原澄子は口元を歪め、嘲笑う。「佐伯様のお遊びでしょう?今さら本命気取り?」 策は尽きた。傲慢な男はついに跪き、乞う。「遊びなんかじゃない。生涯、君と共に在りたいんだ」
都市 医者初恋再会三角関係逆転
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遮るものがない一面のガラス窓。

透き通った空、日差しが窓に降り注ぎ、はっきりと浮かぶ青々と美しい…富士山。

ここは、富士山世界遺産センター。窓ガラス越しにシャッターを切る。

すると、光の加減でうっすらとスマホを持つ僕が映り込んだ。

 僕の名前は去来川唯生(さきかわゆいき)。

今日は、会社の社員旅行。コロナ渦もあり近場で日帰り。

雄大な富士山を臨む河口湖で景色を楽しみ、鳴沢氷穴では、ひんやりとした洞窟内に無数にできた氷柱が並ぶ神秘的な自然の世界を堪能した。感染者数は落ち着いてきたが、コロナが完全に消えていないこの時世もあり、皆、マスクをし、例年より静かであった。それでもそれなりに社員旅行を満喫していた。昼飯は山梨名物ほうとうを食べた。

そして、最後に立ち寄ったのが、富士山世界遺産センターだった。

 旅行から帰ると、写真をいくつかピックした。河口湖と富士の圧巻の景色や魅惑的に輝く氷穴の氷柱、それにお昼のほうとう。ふと世界遺産センターで写した写真に手が止まった。若干、僕がガラス窓に映っている。

僕は、以前から趣味でSNSに写真をアップしていた。写真映えするスポットを積極的に探して写真を撮ってるわけではないが、なにとなく日常で気に入ったものを写真に写し投稿していた。僕のモットーは人が映り込んでプライバシーや肖像権の侵害にならないこと。必ず人が写らないように気を付けてシャッターを切っていた。

(これはやめようか。)自分の顔だし、顔自体もスマホで隠れていたけど、なんとも人間臭さが残る。そう思い僕が今までアップしてきた写真を改めて見直した。富士山や四季折々の花々、夕焼けや朝焼け、雨露のしたたる景色や歴史文化財の写真、美味しかった食べ物たちが並ぶ。今度は逆に、人が全く写っていない写真の数々がなんだかやけに不自然に感じた。SNSの名前も、“四季折々(しきせつせつ)”という個人名が想像つかない名前で、このSNSの主はどのような容相の何者なのか分からない。まるで小型のドローンカメラが自動的に写真を拾ってきたようで人の息を感じる要素が少し足りなく感じた。

(たまには、顔が隠れた姿がほんの少し写っててもいいのかな。)だけども、やっぱりなんだか不釣り合いだった。なるべく心が動いたとっておきの景色を収めてきたのに、こんな不格好で何の絵にもならないような男が、またこんな安価なスマホを掲げてるところなんて見たら、今までの写真を汚してしまう。それは一目瞭然なのに、もう少しだけこのSNSの写真に息を吹き込みたい気がし、揺らいでいた。

 僕はスマホに内蔵されている過去の写真をくるくるとスクロールして眺めていた。SNSに投稿していない写真がたくさん撮りためられていた。ふと、一枚の写真で指が止まる。

車の窓越しから撮影したひまわり畑の写真…。

(一昨年の夏、か…。)

脳裏に満面の笑みで微笑む“彼女”の顔が浮かぶ。否、付き合ってはいない。彼女は、一昨年の新年に催された同窓会で、久々に会った元クラスメートの八弥子(ややこ)。

同窓会の日、宴会がはじまってから皆大分飲み食いし、にぎやかになった頃に、隅の方で親友の和也と二人だけで喧騒をさけるように静かに語らっていた僕の隣の席に八弥子はやってきたのだ。突如、僕の手前のテーブルにカランと空のグラス置き、

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