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夢の先の、その先は

チャプター 3 2

文字数:4242    |    更新日時: 10/07/2021

ど逞しくなった。身長も更に伸び、目線が少し上にある──どこ

いで小さく華奢に見られるが平均身長は余裕で超えてるし、陸

けしてて──男として憧れるような、でも少し悔し

イツは、結

ャツばっかりだから到底お洒落とは言えないけれど、気付けば休

ってくれ』という子や堂

けれど毎回きっぱりと断る亮治を見て

った。でも、アイツには俺以外の人

亮治への気持ちが少し変わ

応援に行くようになった。亮治を優先したいあまり、せっか

なんてやっかみ混じりの陰口も全く気にならなかっ

まったく奮わずあ

2回戦共に無失点6回コ

最高球速を上げ、エラー絡みでの失点はあったもののス

うにまでなったものの、結局決勝ではやはり連続エラーから失点。そこからガタガタと調子を崩すとそ

を訴えた為に控えに回り、この

ち春の選抜大会の出場校

材だと言われながら、亮治は甲子

─運命の

も仕上がり

とは全く空気の違う人間の姿が目立つようになっていた。スーツ

のスカウトだ

、亮治がそれほどの選手なの

万全の状態の亮治がいる今年のうちの高校は予選前から県代表の

通う公立校だからこそ、その盛

高校は大会への出場を辞退した。レギュラーではない1

迎える事なく、亮治の最

や監督と共に呼び出された日

ったような、すべての感

をかける事が

してきたのか、み

ッシャーと戦ってき

何一つとして悪く

もできなくなった。それどころか、小学生の頃からの日課

俺が我慢できたのは

が良いなんて事、理屈ではわ

アイツの顔を見な

めてやりたくて──情けない

行ってる場

ポットに入れて隣のマンションに向かう。しばらくは籠城される覚

回ってた頃そのままの幼い顔をした、

…俺、甲子園に連れて行

して、亮治はポロポロと涙を流す。俺は思

ただ愛しくて愛しくて愛しくて、ひたすらに愛しくて

にしっかりと

てきたのは、たぶん暑いから

動く頭を撫で、俺達は

くらいの時間

さって同じになった頃、俺の

高校卒業したら大

所があるけぇ、そこにな。灘のメーカーと提携してオリジナルの日本酒開

俺も…おん

頭悪うないいうても、さすがに

ほど勉

には他に死ぬほど頑張らにゃいけん事あ

んと離れとうないもん。俺、たかちゃんを甲子

クンと胸

わかってるつ

えたい一心で野球

ては俺の為だけ

えられてみて、俺は改め

俺だけ

──亮治だ

俺は亮治以外の誰の

分の醜い独占

な思いを抱い

とも思わないし、心のどこ

だお前に夢を叶

て…俺の甲

ムすごい好きなんよ。ほじゃけ、プロの選手からバンバン三振取って、俺の為にお立ち台でヒーロ

ちゃんと離れる事になる。俺、たかち

ゃんと頑張れるお守

鼻水でカピカピになった顔を指で綺麗

ぃたぁ頑張れる

らん…て

乗り上げる。さっきまで泣いてたはずの亮

をペロッと舐めてみる。そこから先をどうしたら良いかわか

は、一瞬動きを止め、両肩を強

チュと唇を押し付け合いながら

かちゃん

いながらそっと抱き合う腕の力を弛める。どうしようの言葉

か…勃

まあ、

穿き口から手を突っ込む。そのままギンギンになっている亮治の中心をキュッと

先のやり方と

らん。たか

しようか。お前がちゃんとドラフトかかってプロ入りが決

は穿いてた物を全部脱ぎ捨てる。亮治

めてじっと見ながら握ってみる。他人の

っただけのキスで形を変えてい

。躊躇う事もなく手が伸びてき

ように相手のモ

二人ともいとも簡単にお互い

のか。火のついた体は一度の頂点では満足で

た頃には、下半身だけでなく全身が汗と、

会の様子が中継され、開け放たれた窓からは

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