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クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた

第4章 生まれ変わる肉体廃墟の中の純金 

文字数:1949    |    更新日時: 今日10:40

かけられた埃っぽい姿見の前へと歩み寄った。カーテンの隙間

、目の下に張り付いていた濃い隈も跡形もなく消え去っていた。頬にそっと触れてみる

どころか全身を作り変

うっと大きな音が鳴り響いた。肉体が急激に再構築されたこ

を回っていた。凛は椅子に掛けてあった薄手のパ

ってて。温かい食べ

う側からは気分を害した様子もなく、どこ

だ、気

玄関の鍵を静かに開けて外へ出た。初夏の夜風が頬をなで

ニへと足を踏み入れた。店内には客の姿はなく、レジカ

直行し、中に並んでいたほ

、この肉まん

すりながら凛の顔を認めるなり、ねめ

夜中に肉まん十五個だなんて、やけ食いかい? 無職のくせ

取り合う価値もないとばかりに財布から千円

ません。早く袋

去りに、凛は詰め終えた大きなレジ袋をひった

の引き戸を閉めて内鍵をかける。空間

きたての肉まんだから、

袋を、勢いよく渦の

の立つ袋を素早く受け止めた。ビニール越しに伝わる確かな熱気と、ふわり

応して弾かれたように目を見開いた。ごくりと唾を飲み

んですか、このい

で信じられない幻でも

を一つ取り出すと、その

食

た途端、あふれ出た熱い肉汁と甘い脂が口いっぱいに広

これ本物の肉です! あった

張った。赤煞裂変から数年、カビの生えた合成食料と硬い変異獣の肉ば

見届け、背を向けて空中

かった。

ら、どこかからかうよう

ませるつもり? 約束

ん用意し

の奥、旧時代の銀行跡から引きずり出し

に片手をかける。腕の筋肉を隆起させ、凄まじい力

とりどりの宝石が無造作に積み重なっていた。高見はその中から金

夜の

れていく重厚な黄金を見届け

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クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた
クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた
“東京のブラック企業をクビになり,田舎の実家に逃げ帰ってきた私. 「跡取りがいない」と見下されてきた父は,無職の私のことまで親戚や村人から嘲笑されていた. 意地悪な祖母は私を罵り,親戚の男に家を乗っ取らせようと企んでいる. そんなある日,私の部屋に突然「空間の渦」が現れた. 繋がった先は,人々が極度の飢餓に苦しむ終末世界. 生存者の男は,私が見切り品で買ったポテトチップスやただの水を「至宝」だと言って貪り食った. そして水一杯の代金として,向こうでは「石ころ同然」だという純金の延べ棒やダイヤモンドを無造作に投げ渡してきたのだ. 「水も食べ物も,いくらでも渡せるわ.その代わり,あんたは私に何をくれるの?」 現代の安い食料が,莫大な富と絶対的な力に変わる. 私と家族を嘲笑ってきた連中をひれ伏せさせ,巨大な帝国を築き上げる私の反撃が始まった.”