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クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた

第5章 狂喜する終末の生存者肉まんと黄金の交換 

文字数:2126    |    更新日時: 今日10:40

三個の肉まんを平らげ、大きなゲップをひとつ漏ら

ースに収めるのを見て、大樹はよう

ら手に入れたんですか? 基地の備蓄庫に

光がよぎった。石堂凛の存在も、時空を繋ぐ渦の秘密も

ているガラクタを使って、

変えず、低い声で

か、さっき金庫から出し

末の世界において、黄金などカビの生えた黒パンひとかけらとも交換

時代の貴金属を集める奇

は息を呑み、腹の傷を押さえなが

たない黄金さえあれば、こんな熱々の肉まん

、興奮のあまり声

い。水も、抗生物質

きながらシェルターの中を獣のように見回し、部屋の隅に放置されて

おお

かかっていて開かないと見るや、傍らに転がっ

木枠が砕け散り、中からベルベット

は、大粒のダイヤモンドが並んだネックレ

れなら肉まん何個になります?! 

ち、宝の山でも見つけたかの

を引きつらせた。もしこの光景を向こう側にい

。夜が明けたら

対に命に代えて

しめ、まるで自分の命綱であ

むような重い音を立てて転がり出た二本の黄

的な重量感に、指先がぶるりと震える。ひんやりとした純金の塊をそっと頬に押

する騒ぎ声が聞こえてきた。凛は口元を

切った嘘をついたわね

うと、すぐさま高見の低く

ためには、こ

もない、真っ直ぐで

そんなふうに迷いなく守ると言われ、耳の奥がじわりと熱くなる

の金の延べ棒を現金に換えてくるわ。

を持つことになる。

隠しきれない心

治国家なんだから。白昼

サックを軽く叩き、

たら、俺の名前を呼べ。

に、凛は一瞬きょとんとし、やが

、私の廃土のボ

て渦が閉じた後、

立たない古いジャージに着替え、二本の金の延べ棒とダイヤモンドのネックレスを厚

と、父の健一がすでに起き

っと街まで行ってくる

行けよ! 夕飯まで

は年季の入った原付バイクにまたがり、エ

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クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた
クビになった私に、廃土の統帥が物資を求めてきた
“東京のブラック企業をクビになり,田舎の実家に逃げ帰ってきた私. 「跡取りがいない」と見下されてきた父は,無職の私のことまで親戚や村人から嘲笑されていた. 意地悪な祖母は私を罵り,親戚の男に家を乗っ取らせようと企んでいる. そんなある日,私の部屋に突然「空間の渦」が現れた. 繋がった先は,人々が極度の飢餓に苦しむ終末世界. 生存者の男は,私が見切り品で買ったポテトチップスやただの水を「至宝」だと言って貪り食った. そして水一杯の代金として,向こうでは「石ころ同然」だという純金の延べ棒やダイヤモンドを無造作に投げ渡してきたのだ. 「水も食べ物も,いくらでも渡せるわ.その代わり,あんたは私に何をくれるの?」 現代の安い食料が,莫大な富と絶対的な力に変わる. 私と家族を嘲笑ってきた連中をひれ伏せさせ,巨大な帝国を築き上げる私の反撃が始まった.”