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お兄さんとちいさな恋人

チャプター 2 助けてくれた青年

文字数:1761    |    更新日時: 01/08/2021

なにかしま

に隠し、青年が

が動物を連れ込んでいたので、

したので、驚いてしまう。本人は気付いているのだろうか、演技

せます。僕が少し席を外したあいだに、こん

ろしくお願

がったのだろう、警備員が

と大人のひとでは、あ

ると、青年の声が聞こえた。また、周りには

れようか。ずいぶん

、智世はショッピングセンターの時計台から離

この辺

み込んだ。さきほどは必死になっていたから研究員のようだとしか思わなかったが、青年は人当たり

は、きみの

て……。ここで飼い主

主を見つけてあげ

る人が見つからなかったし、智世を偉いなんて言ってくれる人などいなかった。目の前の青年

は首を

けなかったみたい。今から小学校に

父さんは、なん

るんだ。だから、だれか欲しい人が来るまで、探そうと思って。でも

えだが、だれも智世が置かれた状況など考えてくれない。女子高生

入れられちゃう。犬に噛みつかれるか

めた自分がいやになってきた。拾った当初は、純粋に自分に懐く子猫が愛おしかった。なのに、ショッピングセ

馬鹿だったのだろうか。腕のなかで、これからの運命など知らずに眠る

前兆だ。このままだれともしれない青

、お名

嵐(いがらし)

た。智世を見つめる銀色の眼鏡に夕日が差し込むと、普通の人よりも目の虹彩が少し薄い茶色

ならこの猫を飼ってあげられる。家に帰ってきた時

 この子を飼

動いてしまった。起こしてしまったかもしれない、と思いそっと

心して。飼っ

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