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波の彼方で私を見つけて

チャプター 9 海の思い出

文字数:1011    |    更新日時: 05/10/2021

の彼方の

色を見せてく

うな場所だ。理不尽な罵詈雑言で鞭打

いは小説のような光景

らにも美しい

住んでいる島――まさに楽園と繋がる、この海だよ。まあ、

できる友達のようなものだった。だからこそ、もともと遺書にするはずだ

、透き通る泡も……日の出とともに金色に輝き、昼には青空と溶け合い

けれど、ちょうどこの海に面していた。僕には友達がいなく

むしゃくしゃしたことがあって。施設の塀を越えて、ただひたすらに、何も考えずに走った。

れる感じがした。僕が癇癪を起こして

いつからだろうな。ゆっくりと海を見るほどの余裕も無くなった

があった。いや、逃げるのは弱いのかもしれないけど、今みたいに、

うに去っているところだった。あなた

させてくれた。この世界の素晴ら

、あり

りたいし、僕のこともも

、お返事を

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