詰め合わせの掌編小説集
吹かす。暗い心から溢れ出す紫煙は、月も星
ません
落としそうになりながら俺は振り
し伸びている髪は首のところで後ろに跳ねており、目は猫の様な目を
で煙草吸いながら空を見てるんでなんでかなぁ? と思っていて今日
徐々に頭を下げながら声を出し最後は消え入る様な声にな
いて言うならここで元カノに告白
とは知らなくて」とさらに頭を下げる。とても礼儀正しい子だと少し好感
ここに来るから話し相手に
ながらも俺は気がつくと頷いている。 「あぁ、毎日二一時から二時間くらいいるからさ。待ってるよ。
に猫の様な目を細め
ったんです! あり
の顔を思い出し、申し出を受けた理由が分かっ
くような気がしながら、左手を
また明日二一時から二三時の間においで
け煙草に火をつける。そして、火のついた煙草を