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啼かない金糸雀(カナリア)
ラサラと揺れ動くたびに、俺の視線は彼女に囚われていた。そこだけが既に完璧で、それ以上のものはない…そんな風に
…どうした
のことか…頭で何度もその言葉だけが繰り返されていく。すると彼女が今
婚約者ではなかったにしろ、病院で話しかけて
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