修復期間

修復期間

Kyoro

5.0
コメント
131
クリック
8

突然大好きだった美咲に別れを告げられた、別れた玲。いつもは美咲中心に生活をしてきたが、それが出来なくなり何かする気力も起きなくなる。 だが、幼なじみからのメッセージで復縁をすることを決意する。 やれることは全てやり、なんとしてでも復縁をしたい玲と、玲のことを再び好きになっていく美咲との物語。

修復期間 チャプター 1 入学式

「一緒に入ろうぜ」中学からの友達が言ってくれた。

これから始まる学校生活に心を踊らせる。桜に祝福をされながら俺たちは同時に目の前の大きな正門に足を踏み入れた。俺たちは今、高校生になったのだ。正門に足を踏み入れて少し進む多くの人が集まっているのが見えた。 俺は不思議に思ったので目を凝らして見てみた。見えたのは昇降口だった。俺はそれを見た時すぐに理解した。なぜ人が集まっているのかを。クラスが張り出されているからだ。これは誰しも楽しみにするだろう。俺が入学した学校は3年間クラス替えがないから余計大事なのだ。

「おい、僕達も行こうぜ」友達が早口で言ってきた。目でも早くしろと訴えているのが伝わってきた。

「俺は人が少なくなってきたら行くよ」俺は断った。俺は人混みがすごく苦手だからだ。友達は残念そうにしてるのが明らかに分かった。

「1人で行ってこいよ」と言い、友達を昇降口に行く ように促した。友達は1人で昇降口にダッシュして行った。

〜15分後〜

昇降口には人は全然いなくなっていた。俺はそれを確認して昇降口に向かった。俺も他の人と同様にどのクラスになるかとても楽しみにしていたのだ。

「何組かな〜」俺は独り言を言いながらクラスが書かれている紙を眺めていた。

「あった、6組か。」 俺は6組のクラスになった。

クラスメイトは…。知っている人が誰もいない。 人見知りの俺からすれば結構辛いことだった。

俺は少し落ち込みながら昇降口に入ろうとした時、ふと目に止まった。

あれ、俺が来る前からずっと昇降口にいたよな。

昇降口の前でずっとクラスが張り出されている紙を

見ている1人の女子を見つけたのだ。

俺は話しかけてみようか迷った。困っていそうだから助けてあげたいけど人見知りの俺にはとても勇気のいる行動なのだ。俺はすごく迷った。実際は5秒くらいだが、俺の頭の中では1時間くらい考えたのと同じくらい迷っていた。

「あのー、クラスが分からないのですか?」俺のとった行動は勇気をだして話しかけてみることだった。

「はい、いくら探しても見つからないんですよ〜」その女子は照れくさそうに応えた。

「あっ、一緒に探すんで名前を教えてくれませんか?」

「ありがとうございます、私は美咲と言います。美しいに咲くと書きます」丁寧に教えてくれた。

俺はなんて綺麗な名前なんだろうと心で思っていた。

「分かりました。」 俺はそう言うなりすぐに探し始めた。美咲、美咲、おれは心で唱えながら探した。1組にはない、2組もない、3組、4組、…。

「あっ、ありましたよ!」俺は普段より1トーン高い声で言った。

「ホントですか!?ありがとうございます!」美咲さんはとても感謝をしてくれた。組は6組らしい。

・・・。6組?俺はふと思い出した。

俺も6組だ。

「あのー、同じクラスですね」俺はちょっと気まずそうに言った。

「そうなの!?名前はなんて言うんですか?」美咲さんはとても驚きながら聞いてきた。

「玲と言います。」

「玲さんですね!3年間よろしくお願いします」美咲さんは少し照れ笑いをしながら言った。

「よろしくお願いします」 俺も少し照れながら返した。

続きを見る

おすすめ

幼馴染を選んだ元婚約者はご自由に。私はさいこうの男の「永遠」になります

幼馴染を選んだ元婚約者はご自由に。私はさいこうの男の「永遠」になります

Monica Moboreader
5.0

5年の献身。その報酬は、結婚式当日の放置。理由は――「死にたい」と99回喚いた幼馴染への機嫌取り。 橘明音は悟る。長谷川冬樹の氷の心臓、その温度は永遠に零度のままだと。 未練を一刀両断。江南へ逃亡し、人生のリセットを誓う。 だが運命は残酷だ。泥酔の果て、一夜の過ちで寝所に引きずり込んだ相手。それは社交界のタブーにして、実兄の宿敵――藤堂修祢だった。 夜明け前。現場からの逃走を試みる明音。 足首を掴む巨大な掌。抵抗する間もなく、柔らかなシーツの海へ引き戻される。 耳元で囁く、気怠くも艶やかな低音。白磁の首筋に残るキスマークを指でなぞり、彼は笑う。「……食い逃げか? これほど愛しておいて、責任も取らずに?」 社交界の常識。藤堂家当主・藤堂修祢は冷徹無比、誰をも寄せ付けぬ高嶺の花。 だが、誰も知らない。その冷たい仮面の下で、宿敵の妹を狂おしいほど溺愛していたことを。 神は祭壇を降り、偏愛の鬼と化す。 古都を丸ごと買い取る200億の散財。酔った彼女を腕に閉じ込め、はだけたバスローブから彫刻のような腹筋を晒す。「ほら明音ちゃん、触ってみる?……悪くない感触だろう?」 橘明音:……噂の禁欲主義者はどこへ? 藤堂修祢:「禁欲? それは他者へのマナーだ。 お前に対してあるのは、欲望だけ」 #フィクションが現実に#兄の宿敵を寝技で攻略#元カレは地獄の業火で焼却処分希望

舞い降りた最強の妹!3人の大物兄による溺愛計画

舞い降りた最強の妹!3人の大物兄による溺愛計画

Rabbit4
5.0

鈴木瑠香は5年間、家族に認められようと必死に尽くしてきた。だが、その献身も、妹がついたたった一つの嘘の前ではあまりに無力だった。 彼女が実は「偽の令嬢」であることが暴露されると、全てが崩れ去った。婚約者には捨てられ、友人は去り、兄たちからは家を追い出される。「田舎の百姓の両親の元へ帰れ」という罵声を浴びせられながら。 鈴木瑠香はついに未練を断ち切った。その家と絶縁し、与えていた恩恵を全て回収する。もう、これ以上耐えるつもりはない。 だが、誰も予想していなかった。「田舎の百姓」と蔑まれていた彼女の実の両親が、実はY国の富を牛耳る超大富豪一族だったとは! 一夜にして、誰からも蔑まれる「偽物」から、三人の兄に溺愛される「正真正銘の令嬢」へと華麗なる転身を遂げたのだ。 「会議は中断だ。すぐに帰国のチケットを。妹を虐める奴は私が許さん」と憤る覇王のごときCEOの長兄。 「研究中止だ、今すぐ妹を迎えに行く」と急ぐ世界的科学者の次兄。 「コンサートは延期してくれ、僕の妹より大切なものなんてない」と断言する天才音楽家の三兄。 そのニュースは瞬く間に駆け巡り、社交界は騒然となった! かつての家族は悔やんでも後の祭り。元婚約者は掌を返して復縁を迫り、求婚者たちが門前に行列を作る事態に。 だが、鈴木瑠香が反応する隙さえ与えなかった。名門中の名門・加藤家の御曹司にして、海軍大将の称号を持つ男が、一枚の婚姻届を突きつけたのだ。その衝撃は、上流社会を根底から揺るがしていく――!

すぐ読みます
本をダウンロード
修復期間 修復期間 Kyoro 恋愛
“突然大好きだった美咲に別れを告げられた、別れた玲。いつもは美咲中心に生活をしてきたが、それが出来なくなり何かする気力も起きなくなる。 だが、幼なじみからのメッセージで復縁をすることを決意する。 やれることは全てやり、なんとしてでも復縁をしたい玲と、玲のことを再び好きになっていく美咲との物語。”
1

チャプター 1 入学式

03/06/2021

2

チャプター 2 友達の定義

04/06/2021

3

チャプター 3 始まりの1歩

04/06/2021

4

チャプター 4 別れ

06/06/2021

5

チャプター 5 決意

07/06/2021

6

チャプター 6 始まりの始まり

13/06/2021

7

チャプター 7 遠回り

21/06/2021

8

チャプター 8 仕掛け

08/08/2021