夫と離婚し、全てを見た禁欲の叔父様に溺愛される!

夫と離婚し、全てを見た禁欲の叔父様に溺愛される!

Rabbit4

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結婚して1年、どんなに努力しても夫は決して彼女に触れようとしなかった。 思い詰めた彼女は自分の身体に問題があるのかと疑い、ひどく羞恥心を伴う検査まで受けることに。 しかし、夫の忘れられない想い人が帰国したことで、吉瀬栞はすべてを悟る。夫はずっとその女性のために貞操を守っていたのだ。 離婚を切り出すと、夫は頑なに同意しないばかりか、権力を持つ自身の叔父に栞を引き合わせた。 その笑みを浮かべた瞳を見た瞬間、栞は呆然とする。 なんと彼は、あの日の親密な検査を担当し、彼女のすべてを見た「男性医師」だったのだ。 「離婚して彼に復讐したいか?」 夜、冷徹で禁欲的なその男は、彼女を壁に押し当てて囁いた。「私が手伝おう」 吉瀬栞は躊躇うことなく、背伸びをして彼に口付けた。 後になって身勝手な夫は跪き、「離婚して初めて気づいた、愛しているのは君だったと」と懺悔する。 しかし、吉瀬栞は冷たく言い放つ。「ごめんなさい、冷淡な男に興味はないの!」

夫と離婚し、全てを見た禁欲の叔父様に溺愛される! チャプター 1 どうしても、欲しい

「少し痛むかもしれない、我慢しろ」

冷たく、鋭い男の声が耳元で響いた。

栞は我に返り、困ったように眉をひそめた。「女の先生に、代わっていただけませんか」

目の前の男は、背が高く、すらりと伸びた立ち姿で、マスク越しにも顎のラインが鋭く浮き出ていた。有無を言わせぬ威圧感が、全身から滲んでいる。

医者というものは、もっと穏やかなものだと思っていた。こんなにも冷たく、張り詰めた空気をまとう医者を、彼女は知らなかった。

男は俯いたまま、手早く器具を揃えながら言った。「今日は女の先生はみんな手が離せない、代えるなら、日を改めてもらうことになる」

栞はしばらく黙っていたが、結局、台のそばまで歩いていった。

……まあいい。男の先生でも。このまま放っておいたら、いつか取り返しがつかなくなる。

観念して、栞は台に横たわった。

「力を抜いて」

男の声が、さらに近づいた。

台に横たわったまま、栞はぎゅっと目を閉じた。

医者なのだから、余計なことを考えるのはやめようと、自分に言い聞かせた。

不意に、ひやりとした器具が肌に触れた。

その冷たさに、栞は思わず身をすくめ、小さく声を漏らした。

これが、彼女の病だった。体の一部が、わずかな刺激にも過敏に反応してしまう。

空気が、一瞬、張りつめた。

清征は手を止め、低く落ち着いた声で尋ねた。「……大丈夫か」

栞は火照った顔を背けた。心臓が早鐘みたいに暴れている。「……だ、大丈夫です」

「緊張しなくていい」

そう言いながら、手の動きは知らず知らずのうちに、柔らかくなっていた。

診察室が静かすぎて、栞は自分の鼓動まで聞こえてしまいそうだった。

ふと、耳元で、男の低くて落ち着いた声がした。「だいぶ過敏になっているようだな。これも症状のひとつか」

栞の顔が、一瞬で、耳の先まで真っ赤に染まった。

指をきゅっと丸めて、何か言おうとした…その前に、男がまた口を開いた。「今のところは、異常なしだ」

清征は無表情のまま検体の採取を始めながら、口を開いた。「何か、自覚している不調はあるか? 普段の生活で困っていることは?」

カルテには、既婚と書いてあったはずだ。

原因を探るためにも、確認しておくべきことがあった。

栞の頬が、かっと熱を帯びる。

一拍、ためらってから、彼女はやっとの思いで唇を開いた。「……私、夫と、その……そういう関係が、一度もなくて」

時間が経つにつれて、病状はどんどん重くなり、日常生活にも、はっきりと支障が出るようになった。

だから、勇気をふりしぼって、この私立病院を受診したのだ。

「……ないのか」

清征は少し意外そうに顔を上げ、栞を見た。

精巧に整った、美しい顔立ちの女だった。どことなく色っぽくて、それでいて、あどけない。一目見たら、忘れられない顔だった。

「はい。なのに、自分でも怖いほど……体が、勝手に反応してしまうんです。動悸や、ほてりが止まらなくて」

「普段の生活でも、若い男性と少し触れ合っただけでも、同じような症状が出てしまって……」

もうここまで話してしまったのだから……栞は赤い顔のまま、思いきって悩みを打ち明けた。

清征は一瞬言葉を失ったが、すぐに医者としての顔を取り戻した。

彼は顔をそらし、採取した検体を片づけた。

なにも言わない彼に、栞は不安になって目を開け、彼の方を見た。

彼は斜めを向いて、優雅なしぐさで手袋を外していた。節のくっきりした、長い指があらわになる。

この人…指まで、きれいなんだ。

ぼんやりしているうちに、男はもう歩み寄ってきていて、優しい手つきで彼女の身体を支え起こした。

足が床に着いた…そのとたんに、栞は膝から力が抜けて、そのまま、男の胸のなかに倒れ込んだ。

シダーの清々しい香りを漂わせる、彼の…男のにおいが、一瞬で、鼻腔いっぱいに広がった。

どぎまぎして、栞はあわてて身を離した。

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夫と離婚し、全てを見た禁欲の叔父様に溺愛される! 夫と離婚し、全てを見た禁欲の叔父様に溺愛される! Rabbit4 都市
“結婚して1年、どんなに努力しても夫は決して彼女に触れようとしなかった。 思い詰めた彼女は自分の身体に問題があるのかと疑い、ひどく羞恥心を伴う検査まで受けることに。 しかし、夫の忘れられない想い人が帰国したことで、吉瀬栞はすべてを悟る。夫はずっとその女性のために貞操を守っていたのだ。 離婚を切り出すと、夫は頑なに同意しないばかりか、権力を持つ自身の叔父に栞を引き合わせた。 その笑みを浮かべた瞳を見た瞬間、栞は呆然とする。 なんと彼は、あの日の親密な検査を担当し、彼女のすべてを見た「男性医師」だったのだ。 「離婚して彼に復讐したいか?」 夜、冷徹で禁欲的なその男は、彼女を壁に押し当てて囁いた。「私が手伝おう」 吉瀬栞は躊躇うことなく、背伸びをして彼に口付けた。 後になって身勝手な夫は跪き、「離婚して初めて気づいた、愛しているのは君だったと」と懺悔する。 しかし、吉瀬栞は冷たく言い放つ。「ごめんなさい、冷淡な男に興味はないの!」”
1

チャプター 1 どうしても、欲しい

03/07/2026

2

チャプター 2 わたしの病……重いんですか

03/07/2026

3

チャプター 3 吉瀬さん、それって……発情

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4

チャプター 4 祝福してあげる、離婚しましょう

03/07/2026

5

チャプター 5 離婚なんてしない

03/07/2026

6

チャプター 6 彼の痴情は、白砂ゆらだけのもの

03/07/2026

7

チャプター 7 なぜ彼女が

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8

チャプター 8 私が欲しいのは、とてもシンプル

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チャプター 9 友人?それとも愛人?

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チャプター 10 絶対に問題など

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チャプター 11 間違えた部屋

03/07/2026

12

チャプター 12 本当に、触れてないの

03/07/2026

13

チャプター 13 恥知らずめ

03/07/2026

14

チャプター 14 私も浮気した

03/07/2026

15

チャプター 15 彼女を捜しに

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チャプター 16 叔父さん、か

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17

チャプター 17 一夜じゃ足りない

06/07/2026

18

チャプター 18 望む手土産は、離婚届

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チャプター 19 よくも黒崎家の顔に、泥を——

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20

チャプター 20 彼女は悪くない——俺を責めろ

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チャプター 21 言え——その男は、誰だ

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チャプター 22 警察、呼ぶか

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チャプター 23 不誠実な奴は、心底嫌いだ

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24

チャプター 24 吉瀬栞を、どうするつもりだ

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25

チャプター 25 ゆうべの女は、彼女だと認めて

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チャプター 26 俺がやった

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チャプター 27 一緒に、黒崎家へ

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チャプター 28 この恥知らずを、黒崎家から叩き出せ

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チャプター 29 黒崎家の家法で、処罰を

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チャプター 30 車に乗ってたのは、私 あんた

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チャプター 31 黒崎家の家事に、なぜ部外者がいる

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チャプター 32 何を待ってるの、さっさとやりなさい!

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チャプター 33 みんなに裁いてもらおうじゃないの

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チャプター 34 あの人の言うことなど、屁だ

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チャプター 35 考えすぎかしら

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チャプター 36 欲しいと言え

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チャプター 37 とんでもないスクープ

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チャプター 38 Content

06/07/2026

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チャプター 39 黙、私、バズったわ!

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40

チャプター 40 なにがあっても、黙はあなたの夫なんだから!

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