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愛を諦めたあの日、彼はまだ私を手放していなかった
やかな中にも、どこか
止まり、思わず引き返し
わず、ただ明澄がスープをそっと茶卓に置き、
る。すると、足音も軽く出てい
た瞳に、ふわりと微笑みの
足を止
マークしておいた。あとは洲崎が千堂課長のところに連
だったが、誠司はもう待
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