叔父様、その愛は罪ですか?
映像を消去できるはずです、どうか……」 紀伊理紗
がない」 智彦は理紗の手を
だった。だが、彼
ち尽くし、全身の
たことが明るみに出れば、自分は再
らは追い
は退
職もできない。長年の努力
儀で義理の叔父である智彦を誘惑
海市に自分の居場
で、一体どこへ行
ると座り込み、口を手で
きた心地がしないまま、頭上に吊るさ
なくして智彦
いはどうでした?」と、義
嫌が良さそうに答えた。
かった。すぐに杉山夫人に電話して、
に目をやった。
た。「お腹が痛いと言って、
脱いだ。「様
叔父と姪とはいえ、立場
、軽く笑った。「あの子は俺が
に続けた。「理紗は誰よりも規律正しい子で
の寝
って、智彦は声をかけた。彼は布団の中に手を差し入
近い声をあげ、慌ててその不
、理紗の額にかかった乱れ
から逃れるよ
寄せ、下腹部をさすった。「何度か
ったかのように
かす
気がないことを、
のだ。そうすれば、自分は谷川家を追い出され、大学を退
「谷川様、お願いです…
たちまち熱っぽく、甘い空気に満たされ、彼は彼
をひそめた。「
こくり
、その手で悪戯を始
の中は混
ことも、拒む
一つもで
一枚、また一枚と衣服を剥いでいく。その瞳
すべてを確かめるように動き
熱い。男の濃密な気配に包ま
に、全身
爆ぜる寸
コン、
す? 智彦さん、お話があります
ベッドから飛び起き、慌
に引き戻し、布団で
がってドア
べた智彦だった。その表情はすっかり落ち着
欲の痕跡は微塵もなく、
くて男女の顔がはっきりしないそうです。あなたの下には、最高の技術チー
ながら答えた。「
眉をひ
もできた
「あの日、理紗が奥のホールから戻ってくるのを見ま
村先生の葬
あまりに
半身は隙間なく重なり合っていた。遠目には、た
最中だ
、誰かがこちらに手を
で、すべて
が近づいてきて、
裾を引き下ろすの
、目は動揺
ケットに両手を突っ込んで涼しい顔で立っ
に情欲の色が消
溺れていたのは自分だ
視線を上げ、美桜の目とぶつかった。慌
良家のご令嬢なのですから、あのような汚らわし
感に苛まれ
「一週間以内に
口調で答えた。「
上げた。目の縁が
体どういうつも
下に知らしめた
く自分が意図的に誘惑したと決めつけるだろう。何しろ
目に涙
この恥知らずな女か、この目で見てや
を惑わす女を心の
叔父様がいらっしゃるのに、布団に潜って
ることなどでき
下は、
顔が真っ赤なことに気づき、その額に手を伸ば
、心臓が喉から飛
智彦のせいで
事といった表情で言った。「理紗は生理なんで
、叔父様に言うなんて、はしたな
げな笑みが浮かんだ。「
彦は、自分をいたぶるこの状況を
仲睦まじいのは良いことです。杉山汐里さんがお嫁
上げた。肯
関節が白くなるほど、シ
「汐里さんへの贈り物をいくつか選びに行
を得て、理紗
話がかかってきた。「理紗
きと音を立てた。来る