紅装を脱ぎて、君と天下を駆ける~重生・女将軍の復讐と愛~
はっと目を見開いた。視界に広
)のほのかな香り。清らかで淡く、病床
シと音を立てる。そこには、山賊に斬り殺された
こし、切羽詰まった様
年の、何
剣な表情を見て
百二十三年、三月
いた。これは彼女が蕭承煜
ない。世間では蕭家の次男
ある蕭進忠(しょうしん
ことで、ごく近頃新帝により家財を没
跳ね除け、衣を
白銀五万両を下
る。その折には、薬材や米穀の値段は暴
た薬材や食糧を蕭家の名義で施し、蕭家の名声を揚げる手助
返さぬ。この機会を最大限に生かし
じた。「はい、た
、沈秋辞は鏡台の
愛らしい容貌を見つめ、彼
所業、必ずや償わ
山羊髭を生やした痩せこけた中年男がついてきている。永寧
ざいまするか わらわはそ
つすると、居丈高
けにより、しきたりを
様如きに勝手に引き出す権利はございませ
指先でトントンと叩きながら、冷
が持参金を使うに、いずく
にある銀子、いかほどがわらわの持参金
金など、たか
くさそうに帳
ればよろ
置いているというのに、
に目にもの見せ、その鼻っ柱
に冷笑を浮か
敷にどれほどの銀子があり、そのうちどれほどが
録を受け取り、懐から算盤と帳
を抄られたばかりで
色は青ざめ、額には冷や汗
ゆっくりと彼の前へ歩
衣食住の一切がわらわの銀で賄われている!
たければ、おとなしくわ
敏い。前世でも、彼女が少し手段を用い
いらなかった。周徳は何
承知いた
言うことを聞き、二
どなくして五万両の銀札を沈
辞自身も持参金の中に何があったか詳しくは覚え
女の持参金から百両の白銀を引き
とがある。蕭承煜はこの銀は侯爵府の
させぬよう、多めに銀を持っていく
前から衰退の兆しを見せていたのだ。慰め
行方は実
だった。沈秋辞は夏紅を連れ、
直ぐ城南の一軒の屋敷へ向かい
ぐに甘ったるい声
らっしゃっ
庭には桃色の着物を着た女が立っており、眉目に艶気が
親しげに蕭承煜の腕にすがり
らっしゃらぬか
彼女の頬をつねり、寵
束しただろう。お前を
の銀だ。好きな
け取ると、笑みを
お優しい
、足元から頭のてっぺんまで
女が蕭家に嫁いでくる前から
その輩と共にわら