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最悪 ー 絶望・恐怖短篇集

チャプター 5 DOT BLOOD<下>

文字数:4033    |    更新日時: 21/06/2021

があるらしい。ここなら何かわかるかも知れないと思った良太は、解決の糸口を見つけようと玲子に提案した

それらしいグッズやオカルトものの書物が大量にあった。雰囲気が普通と感じ

ンで何か怖い目

困惑した。玲子に至っては、注文した酒

、作り直します

なく、テーブルを拭い

かったんです

恐る恐る

話はしないんですが、私普通に見えてしまってい

"見える"と自称して来る輩はよくいるが、このマスターはピンポイントで、パ

タズラです。しかもこんな手段を使ってまで怖がらせる

しかけていないのに、普通に名前を自然に当

るので安心して下さいください。ここのお酒を飲んだ後

ーは話し続けながら、作り直

てるとは、どう

しげにマス

妄執に囚われていて、生き霊を飛ばしたようです。現象が止まったら、その人とは

。このタイミングでにこやかになら

言うのも何ですが、も

だけは何も分からず少しながら疎外感を感じた。ここでマスター

す。パソコンの現象が起きなくな

の一言で

は、外は白み出し

いてすみません、あり

々と頭を下

たので、問題はありませんよ。今日

え切れず、欠伸を

ターのお話を聞いて思い当たる

え切ってきた表情がとても思え

しモヤモヤしていた。玲子は幾分か綺麗な顔立ち、佇まいをしていて、良太の好みの女性だった。これで寄りを戻すとなったら少し残念だな、なんて思

る。朝に起動する設定にしていなかったのに、何故着いたのか。

OOD"と赤黒い文字で描画されていた。視

これは誰だって怖くなる。昨晩は何故か見えてい

D"の文字の奥に、男の姿があった。表情で言えば憤怒。怒り

ーボードとマウスを触り出すが、全く反応しない。画面の

源ケーブルを乱暴に引き抜いた。しかし、パソコンの

塗れながらゆっくりと飛び出してきた。良太は腰を抜か

付く

う良

・・、何で

塗れの男は憤怒の形相を変えない

も白いが、ズタズタに切り裂かれている。目は憤怒、怒

しかなかった。かなり近づかれ、距離を詰

。ベッドの上にいた。

がり、周囲を見渡した。あの白い血

きゃいけま

れた。なぜ彼女がここにいるのか、

自分の家を知って

疑問を素直に玲

ても繋がらなかったので、お伺いしたら鍵が

刺に事務所として自宅の住所を記載していた

思い当たる事は、何と

た。今朝方バーから出た時、

んですが、全て元カレの仕業だったんです。それと、以前聞いた事があったのが、ストーカーが生霊を飛

昨日の凛とした雰囲気とは微妙に違っ

レさんをあきらめ

玲子は少し顔を赤

きまとわないで。次何かしてき

、良太は納得

果になり得そうですが

なり得る。相手が逆上し、対象

よ。私現役の営業ですから、

る。だが、ど

井さんだったら守っ

さり気無く告白された。仕事一辺倒

みません、勝手にキッチンを

かに立ち上がり

白されるとか未だかつてなかった。だが、気分は悪くなかった。中

行ったバーのフライヤーを鞄から取り出し、フライヤーに記

すみません、昨日はあ

店を出た後どうなっ

題がまだ終わ

わらずの淡々とし

霊の本体は既に亡くなっています。霊は大鳥さんに対して怨んでいて、森井さんに

るんだな、と良太は呑気に思った

分かりましたね。今

、マスターが何か諦め

霊はあなたに対して、彼女には近付くな、と警告しておりまし

満たされていた十分前とは打って変わ

を覗かせた。手元には、鈍い光を放っ

) 高校生の時に構想したものを

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