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星田晴

小説3部発表

星田晴の小説・書籍全集

アルファに捨てられ、王冠に抱かれた

アルファに捨てられ、王冠に抱かれた

人狼
5.0
私の番(つがい)、アルファのダミアンは、彼自身の後継者のための神聖な命名式を執り行っていた。 唯一の問題? それは、彼が祝っているのが、自分の群れに引き入れたはぐれ者の女、リラとの間に生まれた仔だということ。 そして、彼の真の番であり、正当な後継者を妊娠四ヶ月の私が、ただ一人、招待されていないということ。 私が彼女を問い詰めると、彼女は自らの腕を爪で引き裂き、血を流し、私が襲ってきたと叫んだ。 ダミアンはその芝居を見て、私に一瞥もくれなかった。 彼は唸り声をあげ、アルファの絶対命令(コマンド)を使い、私を強制的に立ち去らせた。私たちの絆の力が、私を傷つける武器へと歪められて。 その後、彼女は本気で私を襲い、突き飛ばした。 ドレスに血の花が咲き、お腹の子の命が脅かされる中、彼女は自分の仔を絨毯の上に放り投げ、私がその子を殺そうとしたと絶叫した。 ダミアンが駆け込んできて、床で血を流す私を見た。 彼はためらわなかった。 リラの叫ぶ仔を腕に抱き上げると、治癒師を探しに走り去った。 私と、彼の真の後継者を、死ぬために置き去りにして。 でも、そこで倒れていた私の心に、母の声が独自の回線を通じて響いた。 私の家族が手配した迎えが、縄張りの境界線のすぐ外で待っている、と。 彼が捨てたオメガが、実は世界最強の一族の姫君だったということを、彼はもうすぐ知ることになる。