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白川 結衣

小説1部発表

白川 結衣の小説・書籍全集

スピード婚したら、夫の秘密が多すぎる

スピード婚したら、夫の秘密が多すぎる

都市
5.0
祖母の願いを叶えるため、彼女は会ったこともない男性と結婚した。彼もまた、祖父の願いを叶えるための結婚だった。その男性が、国内屈指の大財閥を率いるトップだとは知らずに。 二人は結婚前に契約を交わしていた。一年後、性格の不一致を理由に離婚する、と。 こうして婚姻届を提出した後、二人は別々の道を歩み始めた。 時が来れば、お互いを解放できるはずだった。 ところが、突然祖父母が訪ねてくると言い出した。偽装結婚がバレないよう、二人はやむなく同居生活をスタートさせる。 同居生活、一日目―― 彼女:「言っておくけど、同居は同居。お互いの生活には干渉しないこと」 彼:「わかった」 しかしその後、二人は同じベッドで眠る仲に。 彼が探るように言った。「いっそのこと、本当の夫婦にならないか?」 彼女:「いいわ。でも、あなたはただのサラリーマンなんだから、節約生活よ!」 そして、ある日…… 待って、テレビのインタビューに答えている、あのオーラ全開の「独身貴族」、国内トップ財閥のトップ……どう見ても私の夫にそっくりじゃない? それ以来、彼の正体が次々と暴かれ、夫は必死に妻の心を取り戻そうとするが……。 ある日、可愛らしい子供が尋ねる。「ママ、この人がパパなの?」 彼:「――よくも俺に隠れて子供を?」 彼女:…… 恋愛経験ゼロの自分が、いつの間に子供を産んだというのだろう。 果たして、二人の未来に幸せは訪れるのだろうか?