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十年愛して、ようやく君の心に触れた
て待ちきれないように青い弁当箱の蓋を開けた。中には魚
を待たずに先に
手に取り、勢い
詩織の手作り弁当を食べている白石梅子の幸せそう
に美味し
とに気づいていた。白石梅子が彼女をメイクルー
んがこんなに料理上手だなんて!」
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