パパはいらない、二人で
梨 P
躊躇した後,
げ, 招待状を
パパ! 」美羽は
状を受け取り,
れるって! 」美羽は嬉
の頭を撫でた. 彼女がどれほどこの日を待ち
たクマのぬいぐるみと, あの
めた. 不安が胸いっ
打ち砕くのではないかと,
生日会に来てくれるかと尋
, 私が行く必要はない.
会に行くことを知ると,
見た. 「蓮,
僕も誕生日パーティしたい! 美羽ちゃ
うに蓮をなだめ
「僕も, パパに誕生日パ
」と言ったが, 蓮は
し, 分かった. 蓮の誕生
クラスのみんなを呼んで,
きつき, 「パパ, あり
奈の企みを知る由もなく, 誕
手続きを済ませ, 引
つめ, 時間が早く過
, 陽生が約束を守って
ッセージを送った. 「今日
返信があった
ら, 私たちはこの家を出ることをやめるのだろ
向かい, 会場の
来てくれるかな? 」美羽
見せた. 「ほら, 来てく
を見て, 安心し
ママからだった. 「ごめんなさい, 美羽ち
たくなったの
れないの? 」美羽は
大丈夫よ. パパとママがい
た. その笑顔が,
セージを送ったが,
過ぎた. 誰
そして蓮が, 楽しそうに写っている写真がアップされ
滑り落ちた. 手が震
日だと知っていながら, 蓮
帯を拾い上げ,
だ, 「ママ, お腹すい
てほしいと言った. 私は震える手でろうそ
パパが幸せになりますように. そして,
願いが, 私の心を深く刺した. 私は美
ママ, 私, もうパパとは一緒にいなくてい
上げて泣き
「大丈夫よ, 美羽. マ
ンス」は,
羽は, 静かに荷
も早い便で, 海外
陽生に最後のメッセージを
切り, 美羽の手
は, もう何の繋
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