/0/21949/coverorgin.jpg?v=236487cb572e5a1426477900eb3cd7d2&imageMogr2/format/webp)
わたし、本山明日美は、死の都を歩いていた。
友里亜さんからもらった武器の大鎌をその手に握りしめる。
すると、鼻をつく腐敗臭がした。同時に不規則な呼吸音。
危険を感じて、振り返ると、一体のスーツを着た、サラリーマンのゾンビが、此方に襲い掛かっていた。
腐敗して、変色した腕をわたしに伸ばしくる。
変色した歯をカチカチと不気味にならしながら、噛みつこうとしてくる。
死者が生者の脳ミソを求めて.....。
大鎌をゾンビに振り落とそうとしたが、もう遅い。
ゾンビはわたしの体をがっしりとつかんでいたのだ。
もうダメだ。わたしは大好きな人の前で死んでしまうだろう。
ゾンビは顎が外れたように大口を開けながら、わたしに再び、噛みつこうとした。
わたしは、最期を悟った。
・・・みんな、ごめんね・・・。
死ぬって思ったその時だった。
ドサッと音を立てて、何かが崩れ落ちた。それにゾンビの気配はもう感じない。
恐る恐る目を開けてみると、ゾンビが倒れていた。切り落とされたであろう、ゾンビの首が足元に転がっていた。
ー助かったー
目の前に日本刀を手に握りしめて立っている義経がいた。
「明日美殿!!」
日本刀を鞘に戻して、わたしに駆け寄ってくる。
「ありがとう。」
親しき中にも礼儀あり。せめてものお礼を言ってあげた。
「おい、大丈夫か!?」
心配して、祐太や、一翔、季長が飛んでくる。
「うん、大丈夫だよ。ありがとね。」
/0/2518/coverorgin.jpg?v=30bf36c6086bb4ead53fda643a0dcb10&imageMogr2/format/webp)
/0/20513/coverorgin.jpg?v=fce951a380cd2c9b533ca05137d4847d&imageMogr2/format/webp)
/0/2218/coverorgin.jpg?v=7c52be6e22704486584b4d83ba802a12&imageMogr2/format/webp)
/0/2758/coverorgin.jpg?v=2412d22da4f3816279d6f91504ef3e01&imageMogr2/format/webp)
/0/19223/coverorgin.jpg?v=aa77823a115e10d258331092065f4024&imageMogr2/format/webp)
/0/20848/coverorgin.jpg?v=93eff5699544dba3d0233ec987bd41c7&imageMogr2/format/webp)