双子の片割れを置いてきた私、5年後に激似の『ちび旦那』と再会する

双子の片割れを置いてきた私、5年後に激似の『ちび旦那』と再会する

水無 光

都市 | 1  チャプター/日
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五年前、一族が没落した夜、葉月雪乃は双子の一人を相手に託し、もう一人を抱いて姿を消した。 そして今、芸能界を裏から操る“ネット炎上の女王”として、彼女は華麗に帰ってきた——はずだった。 ところがある男に正体を知られ、挑発的に迫られる。 「刺激が好きなんだろ?一緒に“撮って”みるか?」 逃げ込んだ彼の家で、彼女は息子そっくりの少年に出会う。 その小さな彼は、きっちりスーツを着て一言。 「君、女としての品位が足りないね」 ——5年前に残してきた息子が、父親の冷血さと完璧さをそのまま引き継いでいたなんて…!

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「成人したのか?」

薬の効果でほとんど理性を失っていた葉月雪乃は、本能的に答えた。 「うん!今日が成人の日なの!」

「成人したばかりでこんなことをするのか?そんなにお金がないのか?それとも男を知りたくて仕方ないのか?」

男は長い指で彼女の顎を持ち上げ、まるで新しく手に入れた品物を検査するように見つめた。

男の少し荒い指先が葉月の顔を優しく撫で、突然彼女の顎を強く握りしめ、彼女の目を自分と合わせた。 薬の影響で赤くなった葉月の頬は、誘惑のように見え、ほのかな処女の香りが男の鼻先を漂った。 心の中の衝動も抑えきれず、硬直していく。

熟練の者には忍耐が必要だ。 男の指は彼女のスカートの中に入り、すでに湿った蜜壺に探りを入れた。 突然の異物感に葉月は驚きの声を上げたが、後退する間もなく唇を奪われ、本能的に脚を閉じた。

「リラックスしろ。 」男は一時的に彼女を解放した。

「早く……」葉月はぼんやりと催促し、唇の端に男の唾液を残した。

男は身を屈めて、意味深に微笑んだ。

「この小娘が……」

彼は少しの間を置き、突然彼女を解放し、冷たく離れた。

「お前はまだ俺の基準に達していない。 どこから来たのか、そこに戻れ。 」男の言葉は、彼の姿をさらに冷たくした。

葉月は全身を震わせ、すでに自分を捧げる覚悟を決めていた彼女は、決断して再び近づいた。

「試してみないとわからないじゃない?」 葉月は自ら白いシャツを脱ぎ、透けたレースの下着を滑らせた。 暗い部屋の中でも透き通る輝きを放ち、彼女は横にあった赤ワインを体に注ぎ、その冷たさに震えた。 彼女の心は極度に恥ずかしかったが、動きは正直だった。

「濡れてしまって、外に出られないの……」 酒精が首筋から鎖骨へ、乳首から滑り落ち、少女の体に春の水が波打つように撩人だった。

「寒い……」葉月雪乃は男に近づき、まるで従順な猫のように腰をくねらせ、男に寄り添った。

「自分で選んだことだ。

」男は一瞬呆然としたが、すぐに我に返り、反撃に出た。

かろうじて太腿の根元を隠す真紅のキャミソールドレスが男の大きな手で持ち上げられ、薄い生地が葉月の顔を覆った。

もともと部屋には壁灯の光しかなく、影がちらついて見えない。 今は男の影がぼんやりと見えるだけだった。

葉月の体は空気にさらされ、緊張で肌が引き締まった。 男の大きな手は鎖骨からゆっくりと下へ移動し、そして粉紅の蕾に留まった。

この時、薬の効果も最大限に発揮され、男の手の動きに体が震え出し、隠された場所は狂ったように叫び、空虚を満たしたいと切望した。

男は葉月の強い反応を見て、猩紅の瞳に冷たい光を放ち、それまでのわずかな温情をすべて消し去った。 このように自分に薬を盛って届けに来る女に同情する価値はない。

大きな手で葉月の脚を限界まで広げ、男は自分の堅いものを秘めた場所の入口に留め、数秒後に全てを突き入れた。

「痛い!」

葉月は柔らかい手で男の胸を押し、体内の異物を押し出そうとしたが、その力ではまったく動かすことができなかった。

過度の痛みで、葉月の体は極度に緊張し、そうなるほど男はさらに激しく攻め入った。

葉月の体は浮き沈む浮草のように上下に揺れた。 緊張した眉間は、男に優しさを呼び起こすことはなかった。

葉月は徐々に男の激しい動きに慣れ、薬の効果も最大限に発揮され、唇から恥ずかしい声が漏れ出した。 顔は赤く染まり、唇を噛んで声を止めようとした。

この行動が男をさらに刺激し、力強く唇を奪い、唇と歯の間で絡み合った。

液体の音と肌がぶつかる音が部屋の雰囲気を熱くした。

……

翌朝。

葉月雪乃は驚いて目を覚まし、部屋には彼女一人しかいなかった。 床には散らばった衣服とティッシュが、昨夜の激しい出来事を物語っていた。

葉月が動くたびに、体が裂けるような痛みが走った。 彼女はベッドから転がり落ち、床の服を拾い上げて着た。

携帯の振り込み記録を見て、彼女は一目散に市内の病院に向かった。 あの男を一瞥する暇もなく。

お金さえあれば、母の病気は救える!

他のすべては彼女にとってどうでもよかった。 たとえ体を犠牲にしてでも。

手術費を払った後、葉月雪乃は母の手を握りしめ、手術室に送り込んだ。

長い4時間の待ちの後、医者が出てきて、彼女に一時的に安全だと告げた。 彼女は壁に寄りかかり、深く息をついた。

しかし、その夜の狂気はそれで終わらなかった。

なぜなら、彼女は妊娠していたのだ!

たった一度の後で、相手の子供を身ごもったのだ。

幸運なことに、その後の日々、彼女はただ胎児を育てることに専念すればよかった。

雇い主は寛大で、毎月お金を振り込んでくれた。 葉月はそのお金で母親の命をつないだ。

日々が過ぎるにつれ、彼女のお腹はだんだん大きくなり、母の病状も徐々に安定してきた。

葉月がようやく安心して生活できると思った矢先、突然病院から危篤の通知を受け取った。

彼女は8か月の大きなお腹を抱え、病院へと急いだが、母の最期に間に合わなかった。

そして、彼女も感情が高ぶり、早産してしまった。

「あなたたちは何をしているの!待って!私の子供を見せて!」

葉月雪乃はシーツを掴み、悲しみに暮れる中で、突然一団が入ってきて彼女の子供を連れ去った。

彼女は子供に触れることさえできなかった。

「もう一人いる!」

意識がぼんやりとする中、彼女は耳元で看護師の驚いた声を聞いた。

葉月は最後の意志を振り絞って目を開け、看護師が血にまみれた赤ん坊を抱えて慌てて出ていくのを見た。

「お願い……」

彼女は震える手を伸ばし、看護師を呼び止めた。

「彼を見せて。 」

看護師は涙に濡れた葉月の顔を見て心を動かされ、赤ん坊を包んで葉月に渡した。

看護師が他の病室を確認している間に、葉月は出産直後にもかかわらず、病床を降り、ふらふらとしながら赤ん坊を抱いて病院を後にした。

これが彼女の最後の家族だ!

彼らに渡すわけにはいかなかった!

絶対に! 1時間後、その人たちが情報を得て再び葉月を探しに来たとき、空っぽの病室には乱れたシーツだけが残っていて、彼女の姿はもうなかった。

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