/0/18777/coverorgin.jpg?v=b81c13ce37d7c133e90defb0e4a61a4a&imageMogr2/format/webp)
ある日、ひとが多くいなくなりました。
おかあさんがいなくなり、おとうさんと
わたしだけで、生活していました。
おとうさんが、ごはんを持ってくるといって、
お外によく出かけて行ったのをおぼえています。
いつもわたしは、おうちでねこちゃんたちと
いっしょにあそんでまっていました。
ひとがいなくなって何日たったのか
わからなくなりましたが、ある日
おとうさんはいいました。
「ごはんが見つからなくなってきた。
もうすぐここをはなれなければいけないかも」
わたしはいやでした。
おかあさんがここに帰ってくるのに、
なんではなれないといけないの?
ごはんはガマンするから、ここでおかあさんを待ってようよ、
というと、おとうさんはくらい顔をしてうなずいてくれました。
その日からさらに何日かして、おとうさんのようすが
おかしくなってきました。
ごはんもそんなに多くなかったので、
おとうさんはわたしに食べさせてくれるばかりで
ほとんど水しかのみませんでした。
かお色がわるくなり、ひとりでなにかしゃべっていたり、
ものにあたることが多くなりました。
そして、おとうさんはこういいました。
「おとうさん、もうつかれたよ。おまえは、
ここで、おかあさんを待ってなさい・・・」
そういっておとうさんは、わたしとねこちゃんたちをおいて外に出ていきました。
おとうさんがかえらなくなってもうなんにちたったかわかりません。
ねこちゃんたちはなぜかいっぱいふえて、さびしくなくなりました。
おとうさんとおかあさんがかえってこないから
さびしいのに、な ぜか
とてもしあわせです
とつても やわらかい
ちいさいねこちゃんたちは
ぐ ぐると はしりまわっていて
おちつかな ですが、
/0/19711/coverorgin.jpg?v=61dc58f851b568d7a2f30f29b47217d3&imageMogr2/format/webp)
/0/20250/coverorgin.jpg?v=dd302fc036d732a42a64efbc90cbbeb1&imageMogr2/format/webp)
/0/18925/coverorgin.jpg?v=d0c365e7c85e4b0efefbc0bd45bb2890&imageMogr2/format/webp)
/0/20881/coverorgin.jpg?v=cab099bd9ae98922514d4b5223c1c5c6&imageMogr2/format/webp)
/0/3003/coverorgin.jpg?v=f752d27f7b8cea40e7e1fe8fee380b8c&imageMogr2/format/webp)