「「ぼーいずらぶ?」」
:宇藤(うどう):千世(ちせ)と、弟の:泰志(たいし)は揃って素っ頓狂な声を上げた。二人の目の前に居る人物――:福津(ふくつ):廉佳(れんか)に向かって。
「廉にぃ、どーゆーこと?」
弟がわざわざ手を挙げて尋ねる。千世もちょうど同じことを訊きたかったところだ。
「どーもこーもないさ。BL、つまりボーイズラブ。そのまんま男同士の恋愛ってこと」
「えっと……、僕たち『びーえる』のモデルになるためにここに呼ばれたんだよね……?」
ついさっき、廉佳から「二人でうちに来てくれないか?」と電話を受けたので飛んできたのだが、部屋に入った途端こんな会話が始まってしまって、脳での処理がまだ追いつかない。
「そ。やってくれないか?」
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