マイ·ミスター·ソルジャー
作者内木 夢香
ジャンル恋愛
マイ·ミスター·ソルジャー
エミリーはホテルに到着し、 隅の窓際に座ってチェリーを待っていた。
チェリーがホテルのロビーに入った瞬間、エミリーは彼女を見つけて 手を振って叫んだ。「チェリー、私はここよ!」
チェリーはエミリーを見て、彼女の所へ行って席に着いた。
「どうしてこんなに遅かったのよ? 20分後に待ち合わせって言ったじゃない」エミリーは愚痴った。
「できるだけ早くここに来たつもりよ」チェリーはそう言うと、 グラスの冷たい水を手に取って口に含んだ。
「次はもっと早く来てね」エミリーはそう言いながら、 チェリーにメニューを渡した。「とにかく、料理を注文して。 今日は私の奢りなんだから!」
「本当に? あなたの奢りなの?」 チェリーは光栄に思った。
「私が約束を破たことがある?」 エミリーが真剣に言ったので、 チェリーはどう反応したらいいか分からなかった。