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虚空の寄る辺
れが腰までの折りたたみ式の座椅子に座ってのぞく、スマートフォンで開いたアプリ。電子書籍で本を読み、寝るまでの無聊《ぶりょう》を慰めるつもり。すぐそばに置かれた小さな丸テーブル上、ノンカフェインの何か温かいお茶が安手のマグカップに注が
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