虚空の寄る辺
“『助けたら,助けてもらえる世界』を夢見る少年,直弼レンジは,この世ならざるものを使役する方術,"響法"を生業としていたが,食い詰めて,協会を介さずに,某地方市在所の響法結社"吾妻桜花"から『闇営業』を受注した. 引き受けたのは,地上げ.散失して久しい某地所の霊的所有権の現所有者を調べ上げ,その権利を"吾妻桜花"に譲り渡すよう按配する. 相棒の響法師,秋月マイカと共に地所に赴いたが,調査を始めた早々,そこに建つ学校共々,その地所が何者かの手によって呪われていることが明らかになる.どうやら依頼主である吾妻桜花も無関係とは知れず,協会による保障のない身分での闇営業は,何ら企みに巻き込まれないとも限らなかった. 陰謀から逃れるために,依頼を切り上げることも出来たが,どうやら呪いの渦中には,そこで友達になった学生,"原田アオイ"もいるらしい. 『助ける決意をした少女』原田アオイを学生共々見捨てて,呪いから逃げるか,その企てに踏み入るか. 登場人物紹介 幼少のころから他の人間とは違うものが見えた"レオ" そんなレオの不思議さに気づきながら,自分にはわかりっこないその不思議さを受け入れたい"アキ" "原田アオイ"は堕胎したばかり.レオやアキと同じグループに属しているが,自分や周りの何かを変えなちゃいけないと屋上でたたずむ. "リサ"は自分に意志も考える力もなく,ただ周りの空気に合わせるしか能のない自分を嫌っていた. "サオリ"は本当は力が無いくせに権力志向で,リサを支配しながらグループでうまく立ち回ることと,たまに男の思い出で虚しくなるとき意外考える事がない. そんな彼らの学校にやってきた二人 "秋月マイカ" "直弼レンジ" 周囲の目も気にしないズレた彼らは,いつも我が道をゆく. 彼らには"レオ"と同じようにこの世ならざるもの, "タマユラ"が見えていた. "更新日:1日1話,正午までには" "非独占的な掲載.別小説投稿サイトにおいても掲載"”