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虚空の寄る辺

チャプター 3 転校生

文字数:2118    |    更新日時: 29/05/2021

ぽいのがいた。担

珍しくない?この前入学

県か

ないか

に精妙な均整を発見出来て、お人形を見ていたはずがアンティークのティーカップを見出したような気持ちになる。清楚な長い金髪をツインテールにした髪型。持っている白犬のぬいぐるみのせいで、独特なワールドを持っているような感じがするイタイ系。そして何より目つきがやたらと鋭い。可憐な顔立ちとイタイ服飾にはとても不釣り合いなその表情。

、転

服着てな

るはずじゃないの

よ?そんな遠くから話してな

の生徒の一人が、最後に

めん、こっちの話。別に直接言

っからでいいから、そのでかい声

んなに声大

なことない

っちの話に入って

るヒソヒソ話。転校生

てる席に適当

った。たむろしているレオの隣の席だ。レオは

ていうの?僕は野上レ

マイカ

う埋まっちゃっててさ。代わりの空席を案内するから。

それはとて

。窓際の席

室のどこかから、黄色い

と、タマユラはその手のひらで潰された。潰れたタマユラはそのまま押し消える。本来なら触れることすらできないはずタマユラが潰された。驚いているレオを尻目に、そのまま着席する転校生。上目遣い

比べてそこまで悪い席

教室はこんなに嫌なタマユ

寄せられてるんだ。今日はまだ登校してないみた

してる女子の塊だった。大人しい見た目だが、喋り方は他の娘と別に変わらずハキハキしている。そんな彼女

る。腕にしがみついたまま黙り込んでいるけど、ずっと何かを呼んでいるよ。二、三日もすればなん

らなんでも聞いて、と最後に告げて、

、今度は近くにいたレオの頭をつかんだ。思い切り握りしめ、レオの頭を潰そうとしている。掴まれている彼は、いつもの朗らかな笑顔でクラスメイ

」と口元で独りご

オとかいったっけ。まあ

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