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 ボクたちの言葉が忘れられるこの世界は間違っている

ボクたちの言葉が忘れられるこの世界は間違っている

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チャプター 1 0 Этоллэно《過去》

文字数:2010    |    更新日時: 08/06/2021

クは出掛けちゃう

кхмарласэ……(待ってよ

彼女は待ちくたびれたかのよう

であった。俺もシェオタル語を知っている。だから、俺と姉は二人の間だけで秘密の会

дест йа!(も

を聞いて焦った。自分の持ち物を確認すると姉のもとに走る。小学三年生とな

賑やか

)の街はどこを歩いてもしゃくしゃくと雪を踏み潰す音が聞こえた。それ

эност фаллэр каштлу

ーん

て独特の光沢を放っていた。ポニーテールと一本飛び出たまとまった髪の毛が可愛

っていたというが、俺は話せる人間には会ったことがない。だからこそ、安心して二人だけの秘密の話が出来る。そうやっ

ブラーイェ

、これで

、全く嫌な素振りは見せなかった。彼女自身も

を越えて復活し敵を滅ぼす。そういう感じの昔話だった。シェオタル人を滅ぼそうとする憎悪と悪

ているといきなり姉が

なよ?後ろ髪なら良いけど、

ぎ見た。何のきっかけもなく、

飛ばされた。歩道に投げ出されて転げ回る。視界に移るもの

のこと立ち上がって前を見る。そこには姉が歩道に横たわっていた。奥の方を見るときれ

ちゃ

近づいて顔を確認する。彼女の額からは血が流れていた。彼女は何か達観したかのよ

а мал йуи афла фьасфа фуа нейодо.(ああ、シェオタ

!今すぐ誰か

、頬を擦り寄せる。苦しそうな息遣いが聞こえる。名残惜しそうに寂

、一つお願

ゃん…

いた。答えようにも口がうまく動かなか

ないで守ってほしい。ボクのためにも、

んは死なない!待って

いられない気持ちになって辺りを見渡す。こんな事故が起

して、

髪を留めて、頬を撫でる。すると彼女は眠るように静かに目を瞑った。

ん?お姉……ちゃん

何も感じることも出来なかった。その時は

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