臥待ち月の情人 〜月曇り〜
…てめえ、
なり俺を組み敷いた。 影になってよ
くて、呼んだんじ
てやがる!
…知っ
れて、俺の首に触れる。生地がたゆんで秋葉の顔がさらに近づく。 唇を塞がれて
知ってる。言
視線が、私に
何言ってんだ
だそんな口を叩きま
気を取り直して、腕に力を入れるが無駄だった。ぴ
…龍
の呼び方
んだ。抱きたいのか
た頃の呼び名で俺を呼んだ。 如月組若頭、秋
治…
きなようにし
…俺にどうしろ
上げるべく奮闘し、その裏で俺を誰よりも甘やかした。 思春期に、女を好きになれないことに気づいた時、唯一相談したのも嗣治だっ
いていないと
とがあっても嗣治は俺を見限らない。俺は自分の気
たまま、ジャケットを脱ぎネクタイ
も、立場も関係ない。お
いたことがない。 偏見が
ってお前は
うしてもいいと
…はる
、下半身が反応した。本当にこれは現実なのか?許されるのか、
に触れながら、俺は
…抱いて
龍
性器を咥えられ、俺の脚は勝手に震えだした。 淫猥に嗣治の唇を出入りする自分のそれを見ても、まだ現実とは思えなかった。 ずっと嗣治の背中を見
中の龍の刺青
龍は、
れない。 期待してしまった馬鹿な想
なの
っ…もう離せ
強く掴んだ。そして、俺が口の
、何考え
く気もない。行動とは裏腹に嗣治の表情は真剣そのものだった。
…あぁ
解しにかかる。口を押さえて堪えようにも、息が漏れて仕方
嗣治の指先は悦い
…声聞
な…っ…んぅ
え。俺と、
あ…う…
は、ずっと
て、その先は聞
が、俺
し襲い、何度もイった。恥も外聞もなく、俺は嗣治にしがみついた。 途中、気を失ったか