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「好きです! 付き合って下さいッ!」
「ふーん。で、アンタ。【アタシのどこが好き】なの?」
「全部です!」
「ハ? アナタが【アタシの何を知ってる】のかしら?」
「去年のミスコン優勝で‥‥超可愛いし」
「はい、ストップ!【アタシの顔が好みなだけ】なのね?」
はあ、またこのパターンか‥‥去年の学内ミスコンに【泣き落とし】で出場させられ、優勝してしまった所為で、もう100人目なのよね。
そして、空を見上げると曇り空。
告白の場は、いつも何故か曇天だったりするわけよ。
「いや、顔だけじゃなくて‥‥あの、ナイスバディな所とか‥‥」
「見た目だけ?」
「あー、えっと‥‥、中学の卓球で銀メダル獲ったとか‥‥」
「そんなの【誰でも知ってる】わよ。他には?」
「え、え、えーと‥‥」
「つまり、アンタは【アタシの事を何も知らない】‥‥【顔とスタイルがいいから付き合いたい】のね? 却下、帰れ!」
アタシの眼力に怯んだ告白男子は、腰を引かせて。
「ご、ごめんなさいッ!」
と、逃げていった。
溜息しか出ない。
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