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Yokubo no Yamini Furisosogu eien no Shunkan

身を引いたら、私が彼の永遠の”白月光”になりました

身を引いたら、私が彼の永遠の”白月光”になりました

Monica Moboreader
五年の熱い恋が、結婚式の場で彼に捨てられ、何度も自殺未遂を繰り返した幼なじみを慰めに行くことに変わった。 橘明音はついに理解した。彼女は決して長谷川冬樹の冷たい心を温めることはできないのだと。 彼女は思い切って愛の糸を断ち切り、江南へと遠く旅立ち、人生をやり直す決意をした。 しかし、思いもよらず、一夜の酔いの果てに、彼女は東京の社交界で最も関わってはいけない男、実の兄の宿敵である藤堂修祢をを、うっかり食べてしまった——! 翌朝、橘明音はこっそりと現場から逃げ出そうとしたが、 突然大きな手に足首を掴まれ、容赦なく柔らかなベッドに引き戻された。 甘く低い声が彼女の耳元に貼り付くように響き、冷白い首筋に残る愛の証を指先で撫でる。「喰い散らかして逃げるつもりかい? こんなに魅了しておいて、責任を取らないで済むとでも思った?」 東京の社交界で誰もが知る藤堂家の当主・藤堂修祢——冷徹無欲、手の届かない高嶺の花という存在だと。 しかし、誰も知らない、彼が宿敵の妹を心の中で大切にしていたことを。 それ以来、天神は神壇から降り、執着が狂気を帯びた。 彼は十億を投じて町ごと彼女に贈った。酔ってふらふらの小さな娘を腕に閉じ込め、バスローブをはだければ、締まった腹筋が露わになる。低く甘く誘う声で——「触ってみる?気持ちいいよ」 橘明音:「…あれ、冷徹で禁欲的じゃなかったの?」 藤堂修祢:「禁欲? それは他の人に対してだけだ。 君には——欲望しかない」 #だから白月光文学は現実になった# #兄の宿敵が私に堕ちた件# #追いかける恋の終着点、最後までよろしく#
都市 裏切り三角関係ドS御曹司ドラマチック
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ついにたどり着いた。魔王城!

 かつて日本で何もない日常を送っていた俺だが、この世界に勇者として呼び出され、ついに魔王城に来ることができた。

 この世界に呼び出された時は驚いたけど、RPGと思ってしまえば、すんなりと理解できた。

 特殊能力とかは一切なく、強いて言えば、地球にあるありとあらゆる情報が見れてしまうようになったこのスマホだけ。地球の情報が見れるだけなので、実践向きでもなく、銃なども、作成方法なども見れてしまうわけだが、作成や素材収集の手間を考えたら、この世界にあるものでレベルアップしていったほうが速いし、はっきりいってしまえば、地球以外の世界にいる限り、あってもなくてもいい情報たちだ。なので、完全にレベル1からのスタートだった。が、今はレベルMAX。1からでもやればできるんだなぁ。

 さすが魔王城。魔物たちの攻撃が激しいな。しかし、1ヶ月くらい前に倒したドラゴンに比べれば弱すぎる。ま、あのドラゴン級の魔物が出てきてはほしくないんだけど。

 さて、魔王の部屋はどこかな。たぶん1番豪華な扉とかの部屋に居そうだけど。

 ん?あった!多分この部屋だな。よしっ!

 ガチャ

「よ・・くぞゴホッここまゴホッでゴホッたどりゴホッついたな」

・・・・・・へ?ちょっと待って。俺まだ部屋に入っただけだよ。なにもしてないよ。あっ、そうか。誰かが先にここまで魔王を追い詰めたのかな。でも、それにしては魔王に戦いの傷とかが見えないけど。自動回復か?それは厄介だな。って、それもないだろうな。なぜなら、

「あの、大丈夫ですか?体調物凄く悪そうですけど」

勇者なのに魔王の心配ってなんか変な感じだな。

「すまんゴホッ わしもゴホッそろそろゴホッ寿命なんじゃろうなゴホッ」

あれ?誰か来た。というかまだ倒していないやついたんだ。魔王の側近ってあたりか?

「大丈夫ですか魔王様?薬になります」

「すまないゴホッ」

あっ、この間に攻撃しかければよかったのでは?いや、魔王戦の前には魔王とのトークタイムが定番だ。やっぱり現実で勇者になれたのだからちょっとやってみたいし、会話できるまでそっとしておくか。これで魔王から襲ってこなければいいけど。

「ありがとう。助かった。下がっておいてくれ」

「分かりました」

あ、帰っていった。

「すまない。寿命が近いんじゃろう。どうもここ3、400年近く体調が悪くての。しかもどんどん悪化していっておるんじゃ」

魔界に病院とか回復系の魔法が使えるやつってないの?

「は、はぁ」

「はっきり言って、わしはもうお主と戦う力も残ってはおらん。せめて今回の騒動の責任をわしの命をもって取らせてはくれぬか」

「責任って、そもそもあなたは、魔物以外の生物を征服するために各地を魔物が襲わせているのではないのですか?」

「それは人間の勘違いじゃ。わしが眠りから覚めたという噂がどこからか流れての、その時既にわしは人間と戦える力もなかったのじゃ。じゃから、わしは、全ての魔物に命令・・・いや、お願いをしたのじゃ。わしの命が尽きるまで、魔物たちには暴れないでおくれ、そしてできればわしの命が尽きた後も暴れないでくれと。魔物が他の種族に害を与えなければわしのところまで誰かが来ることはないじゃろうしな」

「だったらなぜ魔物が暴れているんですか?」

「それは、どこかの国の人間たちが、わしを倒そうとパーティを組んで静かに暮らしている魔物を殺したのじゃ。そのことはすぐにわしの耳にも届いた。そして、魔王軍のさしずめ四天王と言ったもんか、そいつらがわしのことを守ろうと独断で警備を強化したのじゃ。それが人間にとっては魔物の進軍とでも見えたのか知らんが人間の攻撃が激しくなったのじゃ。そして、もちろん魔物たちも戦闘態勢になっていったのじゃ。そして、気がつけばわしが支配のために進軍させたことになってて、もう止められなかったのじゃ」

「そうだったのですか・・・」

「そうじゃ、お主、わしの願いを1つだけ聞いてくれぬか?」

「なんですか?世界の半分をもらってくれとかなら聞きませんよ」

「何だそれは?わしは世界の半分を与えられるほど領地はもっとらんぞ。そんなのじゃなく、わしの子どもを育ててくれぬか」

「・・・・・・え?今なんて?」

「じゃから、わしの子どもを育ててくれぬかと言ったのじゃ。わしは何もしなくともあとはもう短い。まだ生まれたばかりで、わしのことを父親とも認識していないと思う。なら、わしのことを父親と認識する前にお主を父親と認識させ、お主の子供として育ててくれぬか」

「なにか裏がありそうなんですけど」

「裏なんてなにもないぞ。もしわしが嘘をついてたとして、それをお主が気づいたら、いつでもわしを殺してくれて構わない」

いや、魔王さん、僕、あなたを殺しに来たやつやんですけど。

「は、はぁ。ちなみにいくつか聞きたいことがあるんですけど、魔物はあとどのくらい残っているのですか?」

仮に魔王の子どもを育てて魔王を支配し、世界も支配しようとなんでしだしたら困る。

「わしとさっきいた側近の2人だけじゃ。他はもうおらん」

「そうですか」

しかし、子育てには費用がむちゃくちゃかかるって日本にいた頃にTVで見たことあるな。あっ、魔王を倒すなり静めるなりした報酬に何かもらえるかな。それでどうにかなるか。しかし、魔王の子どもだろ・・・

「うーん、分かりました。魔王を信じるということはしたくありませんが、私の持ってるスキルに嘘かどうかを判別できるというものがありますが、それを使ってあなたを見てみましたが、どうやら嘘をついている様子はないですし、信じることにします」

「おぉ!願いを聞き入れてくれるか」

「はい」

「ありがとう。本当にありがとう」

魔王に感謝されるって変な感覚だな。

「礼として、わしの側近を手伝いとして向かわせよう」

「いや、いいですよ、あなたの側近が居なくなってしまうではないですか」

もう、魔王を倒そうなんて頭にはない。気配察知(スキル)を最大まで広げてみたが、魔物のどころか生物の反応は一切しなかった。仮にどうにかひて侵攻してきたら倒しに行けばいいだけだし。

「何を言っている。お主は今からわしを倒すんじゃよ。それにもう側近には話してある。わしはもういいのじゃ。さっき側近に下がらせたのは出発の準備と子どもたちを運ぶ準備をさせるためじゃ」

「本当にいいのですか?例え相手が魔王とはいえ、本当に病人で後も少ない方を殺すというのはさすがに気が引けてしまいます」

これは勇者としては訳わからん言動だな都自分でも思った。

「金縛りの病人をいつまでも生かしておく、わしは拷問だと思うのじゃが。それにお主はわしを倒しに来たんじゃ。無駄なことは考えんでいい。ただ、1つだけ頼みを聞いてくれればいいのじゃ」

「分かりました」

今の魔王は異常状態のようなもんだ。なら、恐らくだが、すべての攻撃が通常より高くなるはず。なら、痛む時間も短いはず。

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