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いつまでも君のもの
「ありがとうございます。 あと、もう一ついいですか?奥様」
「もちろん。なあに?」
「この取引も、世間に公表しないでおくことは可能ですか? つまり、私が息子さんと結婚した理由を誰にも教えないということは?」
「あなたの夫にも?」
私は息を呑んだ。 「そのうち夫になる人ということでしょうか、 ケリーさん」
「そうね、ごめんなさい」
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