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愛しているから
作者福子
ジャンル恋愛
「ありがとう、お母さん。でも、もう少しだけ2人で暮らしてみたいんだ、やっとこうして結婚できて2人で暮らせることになったんだから」
「でもね…」
お母さんが言いたいことはわかる。 これでは、誠君の姿をした大きな子どもと暮らしているようなものだから。 それでも、まだ私は心のどこかで諦めきれていなかった。
_____もしかしたら、奇跡がおきて事故前の誠君に戻るんじゃないか…
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