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いつまでも君のもの
「違うって言ったのよ! 私のファーストキスを奪った満足感なんか、あいつにくれてやるもんか! だってあいつ、それをネタにいつまでも私をからかうつもりなんでしょ? 真っ平だわ!」
「で、君は何て言ったんだ?」 クレイグが笑いながら私に尋ねた。
「違うって言ったの。私のファーストキスの相手はあいつなんかじゃないって。 だって、あいつ調子に乗るに決まってるもん」
「ああ…… それであいつは信じたのかい?」
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