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いつまでも君のもの
そして、痺れを切らした私が目を開けようとした時、ようやくそれを感じた…… よりにもよって額に。
私の呼吸は静かな失望で途切れてしまった。 ああ、目を開けずに我慢していればよかったのに。というのも、彼の方を見ると、あろうことかニヤニヤ笑っていたのだ。
額にキスって何よ? 私はあんたのおばあさんじゃないわよ ?
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